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ネットブックを比較検討してみる

最近はXperia(エクスペリア)

ここのところ、iPadに話題が集中したせいか、ネットブックの話題や新製品の話題を余り見かけなくなったのは気のせいでしょうか?
今までは、Windows派というか、どちらかというとアンチアップル派だった私でも、iPadのWi-Fiモデルが欲しいと思ったりします。

そうえいば、GoogleのChrome OSはどうなってるんでしょうか?
最近話題が少ないと思うのですが……

Googleといえば、4月にソニーエリクソンのXperia(エクスペリア)を買ってから今までの使用感としては、ネットブックでやりたかったことの大半はXperia(エクスペリア)で実現できている、と思っています。
確かに画面サイズではXperia(エクスペリア)はネットブックに比べて見劣りしますが、携帯性は抜群で、なにより音楽再生時の音質がいいというのが私的には非常にポイントが高い部分です。

さらに、ソニーのBluetooth(ブルートゥース)ヘッドセットのDR-BT140Q(ソニー)と組み合わせれば、最強と言っていいくらいの使い勝手ですし、音質も抜群に良いです。

ただし、Xperia(エクスペリア)はソニーエリクソンのスマートフォン第1弾、OSがAndroid1.6ということもあるのか、動作速度が遅かったり、電話機能にクセがあったりと、単純に携帯電話の置換えというわけにいかない部分もあります。

そうした、Xperia(エクスペリア)についてまとめたブログ、ソニエリXperiaはどうよを立ち上げていますので、Xperia(エクスペリア)に興味のある方は、よろしかったらご覧になってみて下さい。

最近はXperia(エクスペリア)

  • 2010-10-01 (金)

ここのところ、iPadに話題が集中したせいか、ネットブックの話題や新製品の話題を余り見かけなくなったのは気のせいでしょうか?
今までは、Windows派というか、どちらかというとアンチアップル派だった私でも、iPadのWi-Fiモデルが欲しいと思ったりします。

そうえいば、GoogleのChrome OSはどうなってるんでしょうか?
最近話題が少ないと思うのですが……

Googleといえば、4月にソニーエリクソンのXperia(エクスペリア)を買ってから今までの使用感としては、ネットブックでやりたかったことの大半はXperia(エクスペリア)で実現できている、と思っています。
確かに画面サイズではXperia(エクスペリア)はネットブックに比べて見劣りしますが、携帯性は抜群で、なにより音楽再生時の音質がいいというのが私的には非常にポイントが高い部分です。

Android採用ネットブック……ではなくてクラウドブックだそうです

東芝が2010年6月21日に発表した dynabook AZ はサイズといい、キーボードを装備していて10.1型液晶ディスプレイを搭載した本体は、写真で見る限りネットブックと変わりませんね。
見た目はネットブックと変わらなくても、OSがスマートフォンで採用されているAndroid 2.1なら、CPUもNVIDIAのTegra 250というから、ネットブックと比べるとかなり仕様が異なります。
そういえば、似たようなのにスマートブック(Smartbook)というのもありましたね。
東芝によれば、dynabook AZはクラウドブックだそうです。
サイズは約W262×D189.8×H12~21mmで約870gらしいですから、ネットブックより軽量です。
記憶媒体は16GBのフラッシュメモリー、バッテリー駆動時間は連続動画再生時約7時間、スタンバイは180時間というから凄いです。

更に興味深いのは、OSがAndroidなのにタッチパネルではなく、タッチバッドで操作するというのも、Android搭載のスマートフォンがタッチパネルでの操作だし、Android自体もそれを前提にしていると思うので、操作性はどうなのだろうか、と興味は尽きません。

ネットワークについては、IEEE 802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 2.1+EDRなので、これはスマートフォンと同じですね。
ソフト面では、Android標準のブラウザとメーラーの他、Opera Mobile 10がプリインストールだそうですが、Xperiaにプリインストールされている、GmailやGoogleカレンダーはプリインストールされていないというのは、一通りのものが揃っているXperiaと比べると何となく不思議な感じですね。

気になる日本語入力は、FSKARENというものだそうです。
調べてみると、FSKARENは富士ソフトがWindows Mobileに開発したものと同名だということで、Android移植阪らしいとのことです。

発売は8月下旬の予定らしいですが、量販店では4万5000円前後で予約受付中だそうです。
これはなかなかい面白マシンではあるものの、今年後半にはChrome OS搭載のネットブック(?)が発売されるかもしれないということですから、微妙なタイミングではありますね。
大阪辺りに行ったときに実機が見れればと思います。

iPad Wi-Fiモデルはいいかも

iPadが発売されましたが、3Gモデルを念頭に置いていたので、私はパスかな、と思いましたが、Wi-Fiモデルにして自宅で使うと割り切れば、iPadはネットブックより面白そうです。
価格的にも、16GBモデルなら現金価格48800円なのでネットブックと変わりませんし、24回分割にした場合月額は2220円。
この価格ならそれほど負担は高くないし、自宅でノートを使う目的はデスクトップ機のない部屋でネットサーフィンするくらいになると思うので、スペック的にも問題ないように思えます。

料金プランは結構わかりにくいのですが、Wi-Fiモデルなら定額プランへの加入は不要だと思うので、2220円ポッキリということなのでしょうか。
更に、24ヶ月のソフトバンクWi-Fiスポットの利用権がついているということなので、万が一持ち歩いた場合でも、大阪辺りでの利用となるでしょうから、全くメリットがないということもないでしょう。

やはり実機を操作してみてからですね。
今度大阪へ行ったら、どこかで見てきたいと思います。

iPadはどうだろう

日本でも昨日からiPadの予約受付が始まっていますね。
結構バリエーションが多いですが、実用的なのは3GとWi-Fiの組合せでしょうか。
基本的には、Wi-Fiと3Gが使えるモデルと、Wi-Fiのみのモデルがあって、Wi-Fiと3Gモデルには、データ定額プランとプリペイドプランがあり、それぞれに16GB、32GB、64GBのモデルがあるという具合です。
まあ、大都会の街中ならともかく、ワタシの住んでいる田舎町では、Wi-Fiのみのモデルでは、利用価値がありません。

Wi-Fiと3Gが使えるモデルの16GBなら、24回分割で2430円。
Xperiaの1666円に比べると流石に高いですし、携帯電話だとしても高い部類に入りそうです。
バリバリに外出先で使いこなす人にはメリットがあるかもしれませんが、少なくとも私にとって、このサイズの端末にこれだけの費用を払って使うメリットはないと思います。
更に、SIMフリーになっているのかと思ったら、SIMフリーなのは、3GのないWi-Fiのみのモデルのようです。
やっぱり、今はネットブックに代わるものとして、Xperiaを使おうと思います。
まあ、当面はXperiaを適当に使いながら Chrome OS が登場するのを待ってみることにしましょうか。

ところで、最近のネットブックは何となく手詰まりな感じで、デザイン面を強調した機種が目立つようになった気がするのは私だけでしょうか?
で、日本ではiPadがネットブックのシェアを奪うんでしょうか、興味あります。

ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)のAndroidスマートフォンSO-01

またまた、ネットブックとは関係のない内容ですが、携帯電話N905iμの分割払いが終わったのをきっかけに、ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)のAndroid搭載のスマートフォン、SO-01に機種変更してみました。
頭金2100円、月額1666円なら、16GBMicroSDカード付ということもあり、お買い得感あります。

【携帯電話としての感想】
使ってみると電話はオマケの機能なのではないのかと思えてきます。
例えば、標準では1分でスリープ状態になり、ディスプレイがオフになり、電話がかかってくると、ディスプレイは復帰しますが、そのまま呼出に応答できるわけではありません。
画面上の三角のアイコンを、円周上のパターンに沿ってなぞってロック状態を解除する必要があり、例えば雨の中で片手に傘を持っている場合などだと、落としてしまうかもしれません。
電話の基本的な機能として、ロック中の呼び出しで自動的にロックが解除されすぐに応答可能にならなければ使い勝手が悪いと思います。
マナーモード的なモードもありますが、呼び出し音の代わりに振動するだけで、相手はただ単に呼び続けるだけです。
ソニーエリクソンのXperiaには通常の携帯電話でできる、本体内にメッセージを保存する伝言メモ機能はなくて、同様の機能は有料の留守番電話サービスの契約ということですが、携帯電話としては必須の機能がないと言ってもよいでしょう。

【携帯というよりコンピューター的】
このスマートフォン、ソニーエリクソンのXperiaは、電話というよりコンピューターに近いもののような気がします。
ツール類やゲームの他、デスクトップそのものを変更できたり、ツールではタスクマネージャー、実用性はともかくAdobe(アドビ)純正のPhotoshopまであります。
ブラウザも純正以外のものが使用でき、文字入力についてもフリックス入力を採用したものなど、好みのものをインストールすることができます。
しかも、なかなか使えるフリーウェアがたくさんあり、その辺りもコンピューター的要素が強いと思います。

そのおかげか、私は全く違和感なくXperiaに移行できました。
まあ、全体的には操作性なども含めて、まだまだ改良の余地はあると思いますが、基本的にはソフトウェアのアップデートでなんとかなるでしょうし、年内にはiモード対応などもアナウンスされていて、これからの成長を見守りたい気持ちです。

街中でも無線LANで常時簡単にインターネットに接続できるようになれば、ひょっとしネットブックの置換えになるかも、と思ったりします。

【無線LANアダプター】
ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)のスマートフォン、SO-01を使うにあたって、欠かせないハードウェアとして、BUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNがあります。

自宅では、このBUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNを親機モードにして無線LANに接続しています。

事前の情報収集で、通信料を抑えるために、3Gをオフにするという方法を知っていて、そのためのツールAPNdroidを真っ先にインストールしました。
このツールをインストールして、3Gをオフの設定にしておくと、バックグラウンドで自動的に行われるソフトのアップデータのダウンロードが行われなくなります。
必要なソフトのバージョンアップなども、無線LAN経由で行われるので、不便を感じることはありません。

自宅以外でネットを必要とする場面として、例えばDVDレンタルの時映画の情報を検索したい場合など、私は次のようなケチくさい方法を取っています。
ソニーエリクソンのXperiaのブラウザはキャッシュが有効のようで、情報を検索する場合には予めサイトを表示させ、検索語を入力したタイミングで3Gに接続し、検索します。
レビューが表示されたら、3Gを無効にして、後はキャッシュされたデータを見ていきます。
もちろんレビュー全体は読むことはできないかもませんが、最初の1、2行分で大体のところは分かりますから、これでよしとしています。

【音楽】
音楽に関しては、今まで使っていた携帯電話N905iμより遥かに使い勝手がよいと思います。
まず、MP3に対応しているために、今までに作ったデータを再エンコードすることなく使えて便利です。
CDからも簡単にデータを作ることができ、専用ソフト、Media Goで転送します。
この時、アルバムのジャケットを自動的に検索して表示する機能があり、Xperiaに表示させることができます。

どうやら、タイトルや収録曲からアルバムを特定しているらしく、同じアルバムで輸入盤と国内盤が登録されていたり、曲目の表記が違っていると別のアルバムと認識され別々のアルバムとして扱われることもあります。

肝心な音に関しては、今まで使っていた携帯電話NECのN905iμが、携帯電話の内臓のスピーカーからの音に感じるくらい高音質です。
N905iμはイコライザーや低音をブーストしても薄っぺらいおとで、なんとか我慢すれば聴ける、という音質でした。

その点ソニーエリクソンのXperiaには、イコライザー未搭載であるものの、いつも使っているパナソニックの耳掛け式のイヤホンなら、音域のバランスや楽器類とボーカルなどの音の分離もよくて、聴きやすい音質です。
イコライザーを使わない状態で聞ける音質なら、それにこしたことはないわけです。

最後に、バッテリーはあっという間に消耗します。
毎日の充電は必須です。
普段は寝ている間に充電するようにしていますが、朝にはフル充電になった状態にもかかわらず、夕方になるとほぼ使い切っている感じなので、今後の大きな課題だとお思います。

Intel(インテル)Atomの新しいプラットフォームPine Trail

Pine Trailは、Intel(インテル)の新Atomプロセッサ用プラットフォームの開発コードネームで、このPine Trail搭載のネットブックも発売されてきています。
Pine Traiでlは、ひとつのチップに

・CPU
・GPU
・ノースブリッジ

が統合されているPineviewと呼ばれるAtomプロセッサとTigerPointと呼ばれるサウスブリッジ相当の2つで構成されています。
チップが2つになった(今まではAtom Nシリーズ+Intel 945GC/GSE+ICH7)ことで、チップが小さくなっており、消費電力低下にも貢献しているようです。

我々ユーザーにとっては、新しいチップになろうがどうしようが何らかのメリットがなければ意味がありません。
いろいろ調べてみると、Pine Traiのメリットとしては、このPine Trailでは、従来チップセットに搭載されていたメモリコントローラをCPUに統合したために、同じクロック周波数であっても性能が向上している可能性があるそうです。

そのほか、今までより少ない数のチップ構成になるので、

・実装面積を縮小できる
・コンピューター本体も小型化できる
・コストが下がる

と、このとおりうまく行くかどうかは別として、メリットはあるようです。
具体的には、Atom N450(1.66GHz)+Intel NM10 Expressという構成です。

Pine Traiを採用したネットブックとしては、

ASUS EeePC 1005PE

・ヒューレット・パッカード(HP)HP Mini 210

などが発売されています。

「Google日本語入力」ベータ版が0.9248.0にバージョンアップ

だいぶ古い話ですが、「Google日本語入力」が0.9248.0にバージョンアップしてます。
今回のバージョンアップの一番の目玉は、前回の「Google日本語入力」紹介の記事で書いた、

>ただひとつ残念なことは、IME2003にある英単語変換機能がない点です。

という点が改善され、英単語変換機能が搭載されたことでしょう。
それ以外にもいろいろ改善点はあるのでしょうが、私にはこれが一番ありがたい改良点です。
まあ、IME2003と同じように、総ての英単語が変換されるわけではありません。

しかし、例えば「まんはったんとらんすふぁー」が ManhattanTransfer に変換できたりするのは、中々便利な機能です。

これもネットからデータを収集しているのなら、今後も変換できる単語は増えていくということなのかもしれませんし、正式版になることにはもっと変換できる単語が増えていることを期待したいと思います。

ちなみに、英単語とは全く関係ありませんが、人名はかなり変換できます。
しかし、結構クセがあります。
Joni Mitchellは変換できましたが、ジョニーデップはだめです。
3大ギタリスト、Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Pageは変換できますが、3大テナーは変換しません。
今年のアカデミー主演女優賞兼ラジー賞最悪女優賞のサンドラブロックも変換できませんでした。
Steve Vaiは「すてぃーぶばい」で変換できます。
あばたーでAvatarに変換できますね。
結構変換で遊べたりして。

ネットブックで1080pの動画を実現するハードウェア・アクセラレータ Broadcom BCM70012

その昔、CPUがi286とかi386でDOSが動いていた時代。
非力なCPUをパワーアップするために、RISC型CPUを搭載したボード、CPUアクセラレーターを拡張スロットにセットして、負荷のかかる処理をさせるとか、DOSでフルカラー表示するためのグラフックメモリーを搭載した、グラフックアクセラレーターというものがありました。
私自身も安いグラフィックアクセラレーターをPC9800のCスロットに入れて、レイトレーシングソフトで今から見れば単純なCGの処理をさせていたことがありますが、フルカラーの画像には驚かされたものです。

今ではCPUパワーもグラフィックカードのメモリーも当時から見れば夢のような状況ですが、ネットブックに限ってみると、チップセットに動画支援機構がなかったりして、YouTubeのHD画像が満足に再生できない、ということもあるようです

Broadcom BCM70012は、ネットブックの汎用バスへ接続することで、1080pの動画の再生ができるようになるカードということです。
ただし、このBroadcom BCM70012はHPやデル等のコンピューターメーカーがBTO用に用意しているもので、単体での購入はできないようなのですが、Yahooオークションなどをこまめにチェックし落札することで入手できる可能性があります。
日本のYahooオークションには現在出品がないようですが、ebayには30$前後で結構な数が出品されています。

このBroadcom BCM70012で1080pの動画が再生できるのは、メディアプレーヤーの場合Windows Media Player 12ということで、Windows XPやWindows VISTAでは再生できないということになります。
GOM Playerも対応しているという情報もあるようです。

実際に使用する場合は、ネットブックのminiPCIeスロットに装着するらしいのですが、このスロットには無線LANカードが入っていたりするようなので、Broadcom BCM70012と入れ替えるという方法になるようです。
しかし、この部分にユーザーが手を入れるとメーカー保証はなくなるようなので、要注意ではあります。

興味のある方は、PCWatchに詳しい記事がありますので、ご覧になってみるとよいでしょう。

USBメモリからChromiumOS ZEROを機動

Googleから今年リリースという Chrome OS については、あちこちのサイトで紹介されていますが、どうやらWebブラウザーベースのネットブック専用OSのような感じですね。
Google ChromeプラスGoogle 日本語入力となると、期待できそうな気がします。

現時点でも、オープンソース版のChromium OSなら、ビルド済みのOSイメージとVMware Playerを組み合わせて起動させることができるようで、詳しくは窓の杜の特集をご覧下さい。
ただし、この方法だと仮想マシン上で動くわけで、実際に例えばネットブック上で動いているわけではないですよね。

やはり、実際にネットブックをChrome OS で動作させてみたいという方もいらっしゃるかもしれません。
そういう場合には、僅か約43MBでUSBメモリから機動できる、ChromiumOS ZEROがあります。

ChromiumOS ZEROなら、対応していれば現在使用中のパソコンにインストールされているWindowsの環境そのままで、USBメモリから起動できるというのが大きな特徴になっています。
これなら簡単、気軽に試すことができますよね。
配布形式がイメージファイルなので取り扱いも簡単だし、サイズも約950MBだからUSBメモリに楽々保存できます。

起動した画面のキャプチャを見ていると、私もやってみようかという気になってきます。
このChromiumOS ZEROで、ChromiumOSを体験してみようと思われる方は、窓の杜にChromiumOS ZEROの特集記事がありますので、ご覧になってみて下さい。
ChromiumOS ZEROの特集記事はこちら

Apple(アップル)のタブレット型コンピューターは iPad

2009-10-05の記事で書いた、Apple(アップル)のネットブックですが、タブレット型コンピューターは iPadとして発表されましたね。

発売日は、無線LANモデルが世界各国で3月下旬から、日本でも同じ頃の発売だそうです。
一方、無線LANに加えて、3Gにも対応するモデルはアメリカでは4月発売とのことです。
日本ではどうやら6月下旬以降の発売になるようです。

価格はどうでしょうね。
無線LANモデルは、アメリカでは16GBモデルで499ドル、32GBモデルで599ドル、64GBモデルで699ドルだそうで、結構安いんじゃないでしょうか?
そして、3Gモデルは、16GBで629ドル、32GBモデルで729ドル、64GBモデルで829ドルということで、こちらはそれなりの価格ですねぇ。
アメリカではAT&Tがキャリアだそうですが、日本ではまだ未定のようです。

CPUはインテルかと思ったら、Apple A4という自社製CPUです。
汎用のCPUじゃなくて、タブレット型に特化した機能を活かせるCPUということなんでしょうか。

ディスプレイはLEDのバックライト9.7型IPS液晶(解像度 1,024×768)。
アルミニウム製のボディーで、サイズは189.7W×242.8D×13.4Hmmで、680~730g、このサイズならかなり軽い印象です。
バッテリ駆動時間は10時間ですから、これも結構いいですね。

まあ、日本ではキャリアが一番の問題のような気がします。
気持ち的には、ネットブックでもタブレットでもありませんが、ソニーエリクソンが4月に発売する、XPERIA X10が気になっています。
今使っている携帯がちょうど3月で分割払い終わるので、いいタイミングだし。
まあ、これも実機を見てからですけど。

ネットブックでGoogleのAndroid(アンドロイド)を動作させる方法

そういえば、確か、去年発売されるとかなんとかのAcer(エイサー)のAndroid(アンドロイド)とWindowsのデュアルブートネットブックはどうなったんでしょうか?
まあ、Acer(エイサー)のマシンはどうであれ、ネットブックでAndroid(アンドロイド)が動くものか?
動くとしたらどんな感じなのか、見てみたいという興味はありますよね。

そうした単なる興味だけではなく、実際にネットブックでAndroid(アンドロイド)を動かしてみようという特集が、IT proで連載されています。

ネットブックででAndroid(アンドロイド)を動かす、といっても元々が携帯電話用に開発されたOSですから、CPUやインターフェイスなどの環境はネットブックとは全く違うので、そう簡単に動かすというわけにはいかないだろう、というのはシロウト目にも明らかです。

ただし、そこはオープンソースで開発が進められているAndroid(アンドロイド)の強み、しっかりx86アーキテクチャPC向けAndroid(アンドロイド)の開発プロジェクトもあるんだそうで、この特集では、そのプロジェクトで開発されているx86用Androidをネットブックに移植しようという試みのレポートとなっています。

この特集では手順を示した図や実際のソースの内容やその解説が丁寧に書かれていますが、正直、誰でも簡単にとはいかない感じです。
やはりある程度Linux(Ubuntu)の知識と経験がある人向けの内容だと思います。

しかし、そのような経験がある人で、ネットブックでAndroid(アンドロイド)を動作させてみたいという人にとっては、かなり利用価値のある特集になっているのではないかと思われますので、上記リンクからサイトを訪れてみる価値は十分にあると思います。

これが Google Chrome OS ネットブックの仕様?

なんか、 Google Chrome OS を採用するネットブックの仕様とかいうのが、公開されているようですね。

原文はこちら

このサイトによると、スペックは

・CPU:ARM
・GPU:NVIDIA Tegra
・10.1インチTFT、HD対応、マルチタッチディスプレイ
・64GB SSD
・2GB RAM
・Wi-Fi、3G、Bluetooth、Ethernet、USBポート、Webカメラ、カードリーダー
・サブシディ(キャリア上げ底)300ドル

となっていますが、このスペックでこの価格ならまずまずというところでしょうか。

まあ、もし Google Chrome OS がクラウド・コンピューティングを本格的にサポートしているのなら、SSDはもう少し容量が小さくてもよいのではないか、という意見もあるようですが、現実として完全にクラウド・コンピューティングが実現するのか、という気もするので、ユーザーとしては、最上級モデルとしてラインナップされているといいかな、くらいだと思います。

来年は、段々と Google Chrome OS の全貌が分かってくるでしょうし、Google Chrome OS を搭載したマシンも登場するでしょうから、楽しみな1年となりそうです。

Google Androidで動作するタブレット端末「WebStation」

WebStation

またまたネットブックの話題ではありませんが、台湾のCamangiというメーカーからタブレット形式の端末「WebStation」が今月末に発売されるということです。
CamangiのWebStationはCJKの直販価格が39,800円ということで、Amazonでも販売されるようです。
WebStationの本体色はパールホワイトのようですが、YouTube(ユーチューブ)の動画を見ると、ピンクなんかもあるようで、いずれ追加発売されるのかもしれません。

CPUはMarvellのPXA303(624MHz)
メインメモリ128MB
ディスプレイサイズ7型(画面解像度800×480)
バッテリ稼働時間4~5時間(インターネット/メディア使用時)
ネットワーク機能IEEE 802.11b/g
記憶媒体NANDフラッシュメモリ(256MB)
OSGoogle Android 1.5
重量約390g
サイズW200×D14.5×H200mm
USB・USB mini-B
microSDスロット

CamangiのWebStationは、上記のスペックで、キーボードはソフトキーボードですが、USB接続のキーボードも使えるようです。
まあ、これくらいコンパクトな本体にUSBキーボードを使う意味があるのかという気もしますが……
CamangiのWebStationは、機能的には、

・Webブラウザ
・メール
・音楽再生
・動画再生
・電子書籍リーダー
・デジタルフォトフレーム

のアプリケーションがプリインストールされているようなので、まあ、大型の携帯端末って感じでしょうか。

CamangiのWebStationが実際画面が見やすく、動作もキビキビしていれば、私がネットブックに求める機能の殆どは満たされるという感じだし、いいとは思うのですが、WebStationの価格からすると中々微妙ですね。
これで29,800円なら、ちょっと触手が動くかも、ですが……
バッテリーも、もうちょっと頑張って欲しいような気がします。

しかし、来年の Google Chrome OS といい、これからはこういうマシンが色々出てくるのかもしれません。
そういえば、アップル(Apple)もタブレット型のネットブックの噂がありましたね。

「Google日本語入力」ベータ版が公開

Google(グーグル)が12月3日に、日本語入力ソフト「Google日本語入力」ベータ版を公開しました。
ベータ版ということではありますが、早速インストールしてみました。
Windows 7、Vista、XP、Mac OS X 10.5以上が対応OSだそうです。
インストールは、Google 日本語入力 - ダウンロードから「Google日本語入力 をダウンロード」というボタンをクリックするだけで「Google ツールバー」と全く同じ感覚でインストールできます。

いかにGoogle(グーグル)とはいえ、辞書や変換エンジンはPC側で持っているようです。
まあ、日本語入力のシステムや辞書をWEB上においたら、混雑している時なんかは大変でしょうし、サーバーがダウンでもしてたら使い物になりませんから当然といえば当然でしょう。
ネット上の情報によれば、辞書はほぼ力技でネット上から機械的・自動的に作成したということらしく、実際に変換してみると以下のような結果に。(笑)

新語、専門用語、芸能人の名前なども多数収録されているとのことです。
しばらく使ってみていますが、ベータ版とは思えないくらい使い勝手はいいです。
MicrosoftのIME2003に比べても普段使いには全く支障がありません。
ただひとつ残念なことは、IME2003にある英単語変換機能がない点です。
例えば、IME2003では「まいくろそふと」と入力して変換すると「Microsoft」が候補に入ってるという具合。
これもすべての単語ではありませんが、スペルの分からない英単語でも日本語入力から変換できるのでかなり重宝するので、正式版ではぜひ搭載していただきたい機能です。

ユーザーの入力パターンに合った変換候補が表示される機能(サジェスト機能)や、入力中に次々と候補が表示されます。(予測変換機能)
このあたりも使い慣れてくると入力のスピートが上がることにつながるかもしれません。
ただし、「予測変換機能」が有効なのは、どうも文節単位のようなので、ワタシのようにある程度の長さの文章単位で入力・変換をしている場合にはあまりメリットががないように思います。

面白い機能として、日本語入力中に全角で「hっtp:・・」とタイプしてやれば、入力した段階で自動的に「http://」に変換されますが、これは意外と便利そうです。

いやいや、やはりGoogle(グーグル)は侮れませんななぁ。
この「Google日本語入力」は、当然Google(グーグル)が来年公開するというGoogle Chrome OS(グーグル・クローム・オーエス)の日本語入力システムとして採用されるのでしょう。

もう、IME2003に戻す必然性もないような気がするので、このまま「Google日本語入力」使おうかという気にもなります。

Google Chrome OS のオープンソース版 Chromium OS

Googleがオペレーティングシステム「Chrome OS」を発表しましたたね。
Chrome OS では、ブラウザー Google Chrome を利用する、LinuxベースのOSで、いかにも Google らしく、Webアプリケーションを利用する OS らしいのです。
何と、ローカルのアプリケーションは利用できないとのことで、まさにネットブックには最適なOSかもしれません。

今のところ、Chrome OS そのものは公開されていないようですが、ソースコードは「Chromium OS」がオープンソースプロジェクトとして公開されているので、一般のPCにインストールして試すことはできるようです。

しかし、ソースコードからビルドするのは中々大変ですよね。
実は、仮想ディスクイメージ(VMDKファイル)がコミュニティサイト gdgt から入手できるようなので、試し見る場合はこのファイルをダウンロードして、フリーの仮想PCソフト VMware Player などで実行できると思います。

まあ、そこまではしなくてもChrome OS は一体どういうものなのか、ということを知りたい、という方には、ユーチューブ(YouTube)にとても面白い動画がありますので、ご紹介しておきます。
もちろん英語なのですが、画面を見ながらだと「うんうん」とうなずきながら、何となく話の内容が分かってしまうような気がします。
殆どのユーザーがまずブラウザを立ち上げるだろうから、それならブラウザがOSなら、それでよかろう、というのには妙に納得させられました。

Windows 7 のパフォーマンス

秋葉原などでは Windows 7 発売にあわせて大々的にイベントが開催されて盛り上がったようですが、私の住む地方では静かなものです。
発売に併せて一斉に絶賛の記事が載るかと思ったら、思った程でもなかったり。

私的にはメーラーが付属しないというのが何か引っかかるというか、 Windows XP からの乗換えだと、クリーンインストールになりますから、メールのデータをバックアップするのは当然として、次はどのメーラーを使うか、それともWebメールにするか、考えてしまいます。
メインのブラウザが Firefox なので、Thunderbird でもいいかと思う今日この頃……

でも、やっぱり気になるのは Windows 7 のパフォーマンスですよね。
インプレスのPC Watchの11月10日の記事「多和田新也のニューアイテム診断室■ベンチマーク対決 Windows XP vs Vista vs 7」」では、

Windows 7 Ultimate x64
Windows Vista Ultimate x64 SP2
Windows XP Professional x64 SP2
Windows 7 Ultimate x86
Windows Vista Ultimate x86 SP2
Windows XP Professional x86 SP3

の各種ベンチマークのデータが公表されています。

これを見る限り、Windows XP は健闘しています。
というか、このベンチマークの結果を見る限り、Windows 7 に乗り換える必要性を感じないというか。
グラフィックスがバリバリのゲームをすることのない私にとって、DirectX 10/11対応というのは、殆どメリットになりませんし。
ネットブックが前提ならなおさらです。

まあ、発売間もないOSですので、時間が経てばユーザーからいろいろなメリットの話も出てくるも知れず、様子を見たいと思います。

ネットブックとノートPCの中間「Light Note」「ネットノート」

「Light Note」というと新しいカテゴリーのように聞こえますが、要はCULV CPU(Consumer Ultra Low Voltage)搭載のノートパソコンにAcer(エイサー)が付けた名称です。
CULV CPUも新しいもののように感じますが、価格的に高価だった超低電圧版CPUのことで、手頃な価格で提供することで新しい販路を広げようというインテルの戦略なのでしょうか。
現行機種では、acer Aspire Timeline AS1410acer Aspire Timeline AS3810T-H22Fが、この「Light Note」に該当するということになります。

2009年10月22日に東芝が発売した「dynabook MX」もこのカテゴリーに属するノートパソコンで、東芝は東芝では「ネットノート」という名称を付けています。
東芝の「ネットノート dynabook MX」シリーズには2機種あり、dynabook MX/33のCPUは、シングルコアで超低電圧版となるCeleron 743(1.30GHz)とチップセットIntel GS40 Expressの組み合わせ、dynabook MX/43Kの方は、デュアルコアの超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)と’チップセットIntel GS45 Expressの組み合わせとなっていて、当然dynabook MX/43Kの方が高性能の上位機種ということになるでしょう。

necでこのカテゴリーに属するのは、「LaVie M」です。
「LaVie M」シリーズも2機種あり、LaVie M PC-LM330VH6Wは超低電圧版のCeleron SU2300(1.2GHz)にメモリ2GBと約4.1時間駆動のMバッテリを搭載し、「LaVie M」シリーズの上位機種になる、LaVie M PC-LM350VG6Bの方は、CPUは同じですが、メモリは4GBと約8.5時間駆動のLバッテリを搭載しています。

エイサー(Acer)がAndroid/Windowsデュアルブートのネットブックを発表

以前から発売の予告はあった、GoogleのAndroidとWindowsの両方を搭載したネットブックがエイサー(Acer)から発売されるようです。
acerのサイトの原文はこちら
名称は「Acer Aspire One with Android」だそうです。
特徴としては、

・リブートなしでAndroidとWindowsの切り替え可能
・Androidを起動した場合は18秒で操作可能な状態になる
・シャットダウンは3秒

などで、例えば サクッとブラウザでサイト閲覧やメールの送受信を行いたい場合はAndroid、表計算など複雑な作業にはWindowsを使用するように使い分けができるのがウリのようです。

価格がどれくらいになるのかもありますが、来年には Google Crome OS がリリースされることを考えると、ちょっと微妙なネットブックという感じがします。
Windows XP がインストールされているということは、価格も他のネットブックと変わらないかもしれませんし。

ところで、エイサー(Acer)といえば、イギリスのIT分野の調査・助言を行っているガートナー(Gartner, Inc.)が14日発表したデータによれば、2009年第3四半期の、デスクトップ、ノート、x86サーバーの出荷量で、エイサー(Acer)がデル(Dell)を抜いたそうです。
なんと、HPに次いで世界でのシェア第2位のメーカーということになりました。


私なんか、エイサー(Acer)というと、周辺機器メーカーというイメージだったんですが、凄いですね。

Apple のネットブックは本当に発売されるんでしょうか

10月になりましたが、10月の最大のイベントとしては、Windows 7 の発売があり、これはネットブックにとっても関係の深いものです。

私が興味あるWindows 7 以外の10月のニュースといえば、Appleが10月に9.7型タッチスクリーンのネットブックを発売するのではないかという噂です。
まあ、いずれAppleがネットブックを発売するのではないかという噂はだいぶ前からあったような気がしますけど、今回の情報も何が根拠になっているのかは分かりませんが、台湾のニュースサイトであるInfoTimesが掲載したニュースが日本の各サイトで紹介されています。
オリジナルの記事はこちら

価格は800ドルだそうですが、結構高いですね。
思うに、本体のサイズなどはネットブックと同等でも規格上はネットブックとは言えないのではないかともいます。
ソニーのVAIO Type P と同じカテゴリーになるんじゃないでしょうか?

キーボードが搭載されているのか、というのも興味ありますね。
キーボードがなければ巨大化したipod touchかiphonという感じかも。
その想像図はこちら
なんか、ビミョーに怪しいデザインですね。

工人舎の超小型PC PM が10月3日発売

またまたネットブックの話題ではありませんが、工人舎の超小型PC KOHJINSHA PM です。
あくまで「外出時に持ち出すコンピューター」を探している私としては選択肢に入れてもいいかな、と思い詳細を調べてみました。

ネットブックでは、薄型になったEndeavor Na01 miniが価格の面でも十分魅力のある製品ですが、Endeavor Na01 miniは、CPUが1.66GHz Atom N280、HDD 160GB、メモリが1GB(最大2GB)、無線LANがEEE 802.11b/g/n、10.1型/WSVGA液晶グレア(光沢)パネルで、サイズがW266×D184.7×H39mm、重量約1.28kgという、ネットブックとしては標準的な仕様です。

一方、工人舎の超小型PC PMのスペックは次のようになっています。

CPUAtom Z510(1.10GHz)
メインメモリ512MB
ディスプレイサイズタッチパネル付4.8型ワイド(画面解像度1,024×600)
バッテリ稼働時間約7時間
ネットワーク機能IEEE 802.11b/g、Bluetooth Ver.2.0+EDR
記憶媒体SSD(16GB)
OSWindows XP Home Edition SP3
重量約345g(バッテリー装着時)
サイズW158×D94.2×H13.5~22mm
miniUSBポート
カードリーダー:microSDスロット(SDHC対応)

工人舎の超小型PC PMの、このサイズ、身近なもので比べると官製はがきのサイズが148×100mmですから、かなり小さいというのがわかります。
しかし、解像度は1,024×600とはいえ、4.8型ワイドですから、フォントは相当小さいと思われます。
キーボードもQWERTY配列ですが、どうやら両手の親指で入力するということのようです。
馴れの問題でしょうが、ストレス溜まりそうです……

工人舎の超小型PC PMは「ワイシャツのポケットに入る」というのがウリのようで、小型軽量、長時間稼動は非常に魅力ありますが、私的にはディスプレイの小ささがネックです。
よほど大きいフォントにしないと……(苦笑)

Windows 7 Starterというのがあるらしい

Windows 7 の発売もだいぶ近づいてきましたが、日本では Home Basic が発売されないというのも訳が分かりませんね。
Windows Vista Home Basic に代わるものが Windows 7 Home Premium ということのようです。

ネットブックに関しては、Windows 7 Starter というエディションがネットブック用ではないかといわれています。
ただし、パッケージ版は発売されず、OEMのみだそうですので、プリインストール用ということでしょう。

Windows 7 Starter にはインストールするマシンのスペックに上限が設けられていて、

・画面サイズが10.2インチ以下
・CPUはシングルコア(クロック周波数2GHz、TDP 15Wまで)
・メモリは1GBまで
・ストレージは250GBまでのHDDか64GBまでのSSD
・グラフィックス機能は制限なし
・タッチスクリーンの制限なし

ということらしいです。
まあ、Windows XP Home Edition に関しても、ディスプレイサイズが拡大されたりしていますから、先々上限スペックも変更される可能性はあるでしょう。

私は基本的に壁紙を変更して楽しむということがないので問題ありませんが、標準では壁紙を設定する方法が、デスクトップの右クリックにもコントロールパネルにもないそうです。
また、標準ではWMV以外の映像は再生できない模様で、DVDの再生も標準ではサポートされないようです。
Windows 7 の新機能で、遠隔地からネットワーク経由で接続したパソコンないの映像・画像・音声を利用できるという「リモートメディアストリーミング」も非対応とのことです。

これらのいくつかは、アプリケーションやCODECの追加で何とかできるかもしれませんが、基本的には、外出時に持ち出してネットを利用する、という用途に特化したOSなのかもしれません。
まあ、私的にはそれで十分なんですが、自宅でも出先でもメインマシンとして利用できるコンピューターを求める人には中々厳しいスペックかもしれませんね。

SHARP NetWalker PC-Z1

SHARP Net Walker (ネットウォーカー) モバイルインターネットツール レッド系 PC-Z1-R


これまたネットブックではありませんが、モバイルインターネットツール SHARP NetWalker PC-Z1は、コンピューターを外出時に持ち出して利用する、という目的にはネットブックと併せて検討の対象になりそうです。

OSが、Ubuntu 9.04ということで、Windowsマシンではありませんが、ブラウザがFirefox、メーラーがThunderbird、私は必要ありませんがオフィス系はOpenOfficeと、実用上問題なさそうです。
そもそも、普段からブラウザはFirefoxを使用していますし、どうしてもIEでなければ見ることのできないサイトに関しては、Lunascapeを使っています。

スペックですが

CPUFreescale i.MX515
メインメモリ512MB
ディスプレイサイズ5型ワイド(画面解像度1,024×600ドット)
バッテリ稼働時間約10時間
無線LAN/ワイヤレス機能IEEE 802.11b/g
記憶媒体フラッシュメモリー(4GB)
OSオプション
重量約409g
サイズ161.4W×108.7D×19.7~24.8H
USB 2.0×1・miniUSB 2.0/miniABコネクタ×1
microSDカードスロット

というようなもので、画面解像度は’1,024×600ドットとネットブックと同じになっているのが中々よいと思いますが、5型ワイドとなると私にはちょっと見づらいんじゃないかという気がしないでもありません。
しかし、(バッテリー込みかどうか不明ですが)約409gという重量と約10時間という稼働時間は、外出時持ち出すコンピューターとしては魅力があります。

私は余り必要としないとは思いますが、フリーのメディアプレーヤーTotemが標準でインストールされていて、MPEG-4、H.264、VC-1、MP3、HE-AAC、WMAに対応しているということですから、これも問題ないですね。

メモリーが不足する場合は、microSDを利用するということになるでしょう。
また、閉じてサスペンドした状態からの復帰が約3秒というのも、外出時には、ちょっと調べたいことがある、というような利用シーンも考えられますので、メリットがあると思います。

アマゾン(amazon)にはまだ掲載がありませんが、楽天のショップでは予約という形で掲載しているショップがいくつかあって、価格は横並びの44800円です。
価格的にもネットブックと同じレンジだし、ポケットにも入りそうなサイズ、十分選択肢に入りますが、やはり気になるのは5型ワイドの液晶サイズ……

ネットブックのスペックを超えたネットブックの顛末

Computerworld.jpの8月12日付の記事は結構面白かったですね。
この「マイクロソフトに“お仕置き”された5つのネットブック」という記事では、最近時々見かけるようになった、ハイスペックなネットブックについてかかれた記事です。
ただし、最後に断り書きがあるようにアメリカでのネタで、日本でも同じかどうかは分かりません。

このブログの最初にも書きましたが、Inteが定めたネットブック規格とマイクロソフトが格安でWindows XP Home Editionを提供する条件をもう1度整理すると、

CPUAtom N270(デュアルコアCPUのAtom 330はデスクトップ用のため規格外)
液晶サイズ10.2インチ以下
光学ドライブ (CD/DVD) 非搭載
最大メモリー容量2GB(出荷時)
Microsoftの低価格PC(ULCPC・Ultra-Low-Cost PC)用廉価版Windows XP Home Editionライセンス
内蔵ストレージ容量HDDが160GBまで
SSDは16GBまでのいずれか

ということのようですが、Windowsの情報に詳しいという、TechARP.comというサイトによれば、最大メモリーは1GB、ディスプレイサイズは12.1インチ、等と変更になっているようですが……
このブログのアクセスログを見ると、「ネットブック 12インチ 2gb」というキーワードが残っていますが、12インチという部分で既に厳密にはネットブックの規格外ということになるはずですが、変更されているならセーフということですね。

このことを前提に、Computerworld.jpを見ていくと面白いです。
取り上げられているマシンと内容は

Inspiron Mini 12(Dell)ディスプレイが12インチ
Wind U115(MSI)8GBのフラッシュ・ドライブと160GBのHDDを搭載
Archos 10 with Ubuntu(Archos)500GBのHDDと2GBのRAMを搭載
Everun Note(Raon)デュアル・コア・プロセッサ搭載
Inspiron mini 9(Dell)2GBのRAMを搭載

日本では馴染みのないマシンもあります。
Inspiron mini 9(Dell)の2GBのRAMはまだかわいいもので、他のマシンは凄いですね。
500GBのハードディスク、デュアル・コア・プロセッサ……
結果として、低価格のOSライセンスの適用がないということになるようです。

詳細は、ネタ元のマイクロソフトに“お仕置き”された5つのネットブック : UMPC/ネットブック - Computerworld.jpとご覧下さい。

ネットブックに比べて低価格で長時間駆動可能かつ高性能な「スマートブック」とは

ネットブックの話題ではありませんが、「外出時に気軽に持ち出せるコンピューター」という意味では、中々興味深い「スマートブック」というコンピューターのデモ映像が公開されたというニュースです。

この「スマートブック」は、今年の後半、第4四半期気には発売が予定されているそうで、「スマートブック」を発売する予定のメーカーとして、

・Acer
・Foxconn Electronics
・Pegatron Technology
・Compal Electronics
・Inventec Appliances

の名前が挙がっているようです。

具体的に「スマートブック」はどんなスペックなのか調べてみると、

CPU:ARMベースのクアルコム製CPU「Snapdragon」
   NVIDIAの「Tegraプロセッサ」
Tegraというプロセッサは私はよく知らないので調べてみると、ARM系CPUコアに超低消費電力のGeForce GPUコア、メモリ・周辺機器コントローラなどをワンチップ化した組み込み向け高性能SoC、ということで、

・小型携帯機器などで130時間のオーディオ再生
・30時間のHDビデオ再生
・1080p HDMI出力

が可能で、ゲームも動作可能な高性能プロセッサらしいのです。
で、OSはGoogle「Android」が搭載されるようで、そうなると、実は「Android搭載のネットブック」発売の噂は、「スマートブック」に化けたのか、という気がしないでもありません。

こちらで「スマートブック」の動画を見ることができます。

ソニーからネットブックVAIO Wが発売

ソニー(VAIO) VAIO Wシリーズ W119 ピンク 10.1型ウルトラワイド XP Home VPCW119XJ/P

ソニーから、VAIOブランド初なるネットブックVAIO Wシリーズが発売されます。
ソニーからは、既にVAIOブランドでVAIO type Pが発売されていますが、ディスプレイサイズ、CPU、OSなど仕様的にはネットブックではありません。
それに対した、VAIO Wはごくまっとうなネットブック仕様となっています。
直販価格も59,800円と、一般的なネットブックの価格帯に収まっています。

しかし、さすがVAIOというか、一般的な10.1型ながら、液晶パネルは画面解像度は1,366×768ドットと、一般的なネットブックに比べて高解像度のものです。
これくらいの解像度だと、余裕がありそうで、使い勝手は良いのではないでしょうか。

更に、DLNA対応のホームネットワークソフト「VAIO media plus」が標準インストールとなっていて、他のPCやDLNA対応のAV機器とネットワーク経由でSD解像度の動画や静止画、音楽の共有、再生ができるというのは、これまでのVAIOシリーズの資産を活かした、他のネットブックとは違うメリットをアピールするものですね。

CPUAtom N280(1.66GHz)
メインメモリ標準2GB
ディスプレイサイズ10.1型(画面解像度1,366×768)
バッテリ稼働時間約3.5時間
ネットワーク機能100BASE-TX有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home Edition SP3
重量約 1.92 kg(バッテリー装着時)
サイズW幅267.8×D179.6×H27.5mm~32.4mm
USBボート×2
カードリーダー:メモリースティック Duo、SDメモリーカード(MMC)

GoogleがLinuxベースのOS Google Chrome OS を発表

AcerがGoogleが携帯電話用OSとして開発したアンドロイド(Android)をOSとして採用した10.1の型ネットブックを発売(結局はWindows XPとのデュアルブート)というニュースを聞いて、いずれソフトが揃えば、アンドロイド(Android)単体で動作するネットブックが出てくるのか?

と思っていたら、LinuxベースのOS Google Chrome OSを発表しました。
まあ、Google Chrome OSを搭載したパソコンの発売は来年2010年後半と言うことですから、1年以上先、まだまだ何が起きるか分かりませんね。
それにしても、アンドロイド(Android)搭載ネットブックは一体なんだったのか……

Google Chrome OSは「オープンソフトウェアでありコストなしで利用できる」ということですので、Google Chrome OSのみ搭載したネットブックなら、低価格化が期待できます。
更に、Googleの場合、メーラーとしてGmail、ブラウザはもちろんGoogle Chrome、その他の文書作成、表計算、プレゼンテーションは既にGoogleドキュメントが無料で提供されています。

基本的なスペックがそれほど高くなく、外出時に持ち出すことが前提のネットブックにとっては、オフィス系のソフトをインストールしておくより、必要なときにネット上で編集するという風に割り切った使い方はアリだと思います。
もちろん、Google Chrome OSはWindowsのように、なんでも処理できる能力を持ったOSではない可も知れませんが、起動が早く、ネットブックでも軽く動作する、そういうOSであって欲しいと思います。

う~む、ここのところ何となく面白さを感じなくなっていたネットブックも、これでまた面白くなってきそうです。
Google Chrome OSは実際に手に入れるまであれこれ考えている楽しみを提供してくれそうです。

ネットブックとWindows 7

まだ先だと思っていたWindows 7ですが、なんかバタバタと発売日が決まりつつあるようで。
海外では10月22日発売ということですが、日本での発売日は7月7日に発表されるそうです。
ネットでは、VISTAに比べて軽いとか、評判は上々のようですが、余り「よいよい」と言われると、ヒネくれものの私は「提灯記事か?」と勘ぐってしまいます。

で、Windows 7が本当に軽いのなら、ネットブックにWindows 7をインストールするというのはどうだ?
と考えてしまうわけですが、調べてみるとこれが中々一筋縄ではいかない模様。
まず、Windows XPからは上書きでのインストールは不可ということです。
つまり、クリーンインストールが必要ということですね。
まあ、ネットブックでそう複雑な作業や、多量のデータを保存するつもりのないのでそれでもかまわないような気がしますが(まだ使ってないのでなんともいえませんが……今までのことを考えるとあっという間に多量データを保存してしまいそうな気もします。)

Windows 7を上書きインストールできるのは、Windows VISTAからのみ、ということです。
ところで、Windows XPからWindows VISTAへは上書きインストールができるということなので、現在使用中のWindows XPの環境をそのまま引き継いでWindows 7にしようと思うと、Windows XP→Windows VISTA→Windows 7という2段階でのアップグレードとなるわけです。

そのために、いまからわざわざWindows VISTAを買うのもどうかという気がしますが……
amazonでは、エム・コーポレーション というところが販売している、Windows Vista Ultimate 32bit SP1 の Windows7アップグレード権付 DSP版の価格が 26,880円です。
このアップグレード権を使って、Windows 7にアップグレードするためには実費3000円がかかるようです。
Windows 7のUltimateのアップグレード版の参考価格が28,140円前後ということですから、Windows 7へのアップグレード権付きのWindows VISTAとの価格差はごくわずかということになります。

で、あれこれ考えていると、最後に行きつくのは「ネットブックにWindows 7は必要なのか」ということです。

Acerのアンドロイド(Android)ネットブクはデュアルブート?

  • 2009-06-23 (火)
  • acer

以前書いたように、AcerがCOMPUTEX TAIPEI(台北国際コンピュータ見本市/台北國際電腦展) で、OSとしてアンドロイド(Android)を採用したネットブックの10.1型の実機「Aspire one D250」を公開したわけですが、なんと、このエイサー「Aspire one D250」のOSはアンドロイド(Android)単体ではなく、Windows XPとのデュアルブートだということらしいです。
なんだ、フリーのOS分価格は安くなるか、と期待したのはあっという間に消えました。

ただ、よく考えてみれば、アンドロイド(Android)がOSとして採用されたとして、アンドロイド(Android)上で動作する、ブラウザは? メーラーは? テキストエディタは? ファイル操作は? メディアプレーヤーは?と考えていくと、元々が携帯電話を想定したOSだとすれば、多分これらのソフトは想定外のことで、ひょっとしてAcer「Aspire one D250」でアンドロイド(Android)が起動したとしても、デスクトップが起動するだけだったりして。

まあ、とりあえずOSは起動する状態にしておいて、有志によるソフト開発を待とう、ということなのかも。
それで、ある程度フリーウェアが揃うとすれば、その時点でOSとしてアンドロイド(Android)を採用し、フリーウェアのブラウザは、メーラー、テキストエディタ、ファイル操作系のソフト、メディアプレーヤーをインストールして発売、ということなのかもしれませんね。

HP(ヒューレットパッカード)の方は検証中というニュース以後、続報がないようですが、アンドロイド(Android)単体搭載モデルを期待したいものです。

ドスパラから国内初となるION搭載ネットブックが新発売

ION(アイオン)とは、NVIDIAが開発した、統合型チップセットでDirectX 10対応のGPUが統合されているのが特徴です。
これにより、

・3D描画性能の向上
・Direct 10対応
・ HD動画のハードウェアデコーダ内蔵
・CUDAアプリケーション、GPGPUのアプリケーションが利用可
・1チップ構成で実装面積が小さい

等が実現できるといことです。

DVDスーパーマルチドライブを搭載している辺り、IONを採用したことのメリットが出ているという感じがします。
OSはオプションとなっていて、Windows XP Home Editionを選択すると、価格は69,979円ということで、ネットブックとしては、高めの価格になっていますが、そもそも、ディスプレイサイズといい、光学ドライブを搭載している、等から見てネットブックといえるのかどうか……

重量も1.92kgということなので、外へ持ち出せるコンピューターが欲しい私としては、余り触手が動きません。

CPUAtom 330(1.6GHz)
メインメモリ標準2GB
ディスプレイサイズ12.1型(画面解像度1,366×768)
バッテリ稼働時間約3.2時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(320GB)
OSオプション
重量約 1.92 kg(バッテリー装着時)
サイズ本体サイズは305W×225D×37.5Hmm
USBボート×3
10in1カードリーダー

ついにAcerがAndroid搭載のネットブックを発表

COMPUTEX TAIPEI(台北国際コンピュータ見本市/台北國際電腦展) でかねてより検証中とされていた、AtomベースのネットブックにOSとしてAndroidを採用したモデルを第3四半期に出荷開始すると発表し、10.1型の「Aspire one D250」も公開したということです。

気になるパフォーマンスですが、BIOS等のブートアップを含んだ起動時間は約18秒で、システムの終了は1秒だそうです。
その、実機による起動と終了の動画がPC Watchに掲載されているので、ご覧になってみてください。

それと、Androidそのものは携帯電話用に開発されたOSですから、コンピューターでもネットの閲覧はできるのか、というのも気になるところですが、標準搭載されているブラウザでは、やはり、スマートフォンとして認識されることにより、スマートフォン向けのサイトが表示されるサイトも一部あるようですが、やはり標準で搭載されているFirefoxで閲覧すればYouTubeなどのPC用サイトの閲覧も問題ないようです。

こうなると関心は無料のAndroidを採用したことで生じる、ULCPC版Windows XP Home Editionとの差額が本体価格にどのように反映されるか、ということですが、残念ながら現時点では Windows機より安くなるかどうかは未定ということです。

いずれにしても、私は触手にピクピクきます。

SSDが安くなってきましたね

ネットブックの利用を考える場合、私は外へ持ち出すのが大きな目的ですから、軽いに越したことはありませんし、メモリ容量が1GBでは仮想メモリを利用する場面も多いような気もしますから、できるだけ高速な記憶装置の方が快適ではないかと思います。
その両方をカバーしてくれそうなのが、SSD(Solid State Drive)です。
最近では、容量によってはHDDと同じ位か安いものまであるようですし、やっぱりネットブックにはSSDだ、と思っていました。

しかし、あれこれ調べて見るとSSDには書換回数に制限ががあるというのが分かり、驚きました。
SSD=メモリーだと思っていたので、壊れるまで使えるものだと思っていたのですが……
調べてみると、こういうことのようです。
SSDはデータの書換ができないので、新たにデータを記録する時にはそれまで記録されてていたデータを一旦退避させて、そのデータに新しいデータを加えて、元のデータのあった部分を消去して新しいデータを書き込む。

つまり、消去と記録を繰り返すということで、DRAMのように、データを電気的に保存したり、書換えたりするのではなかったのです。
それで、その記録する部分の劣化の問題から寿命が生じるということのようです。
SSDに使われているメモリチップには、SLCとMLCがあって、それぞれの書き換え可能回数は10万回、1万回だそうです。

MLCチップのSSDSLCチップのSSD
BUFFALO 2.5インチ MLC搭載 SATA II/USB2.0用 内蔵SSD SHD-NSUM120G
BUFFALO
2.5インチ MLC搭載
SATA II/USB2.0用
内蔵SSD SHD-NSUM120G
APOGEE SSD 2.5インチSATA 64GB SLC Read163MB  Write142MB USBポート内蔵 BOXパッケージ 2年保証 AG-SL25SSD64SU
APOGEE SSD
2.5インチSATA
64GB SLC
AG-SL25SSD64SU

ここで話がややこしいのは、書き込む場合はデータの部分だけの書換ではなく、一定のデータをひとつの単位として書換が行われるという点で、しかも、消去と記録の単位が違うのだそうです。
どういうことかというと、ERASEはブロック単位、PROGRAMはページ単位ということです。
ああややこしい。

それでは、どれくらいの回数着替えができるのかというと、使用されているメモリの書換可能回数も分からないし、複雑な記録と消去を行うようになるので、不明なのだそうですが、メーカー側は概ね~5年は優に上回る製品寿命を確保しているということです。
まあ、ネットブックを10年以上使うようなことは内容に思いますから、気にする必要はないのかもしれませんが、このことからひとつ思ったことは「できるだけ容量の大きいSSDの方が有利なのではないか」ということです。

まとめると

・SSDに使用されているチップはSLCとMLCがある
・SSDはデータを記録する場合消去(ERASE)と書き込み(PROGRAM)の操作を行う
・ERASEはブロック単位、PROGRAMはページ単位
・ERASEとPROGRAMを繰り返すことで寿命が短くなっていく

といことでしょうか。
このことを考えると、すぐに思ったのはデフラグなんてとんでもないということ。
デフラグはバラバラの場所に記録されたデータを並べ替えることで、ヘッドの移動を最小限にしてスピードを確保しようと言うものですが、よく考えればSSDにはそういった機械的なものはないわけですから、デフラグは寿命は縮めても効果はないということです。

SSDの寿命についての詳しい解説は、以下のリンク先をご覧下さい。

【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命

【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命を長持ちさせるには

ASUSからアルミボディ採用のEee PC 1002HAE

ASUSから10.1型液晶ディスプレイ搭載のネットブック「Eee PC 1002HAE」が発売されます。
発売日は2009年5月16日で、49,800円だそうです。
なんとなく、ASUSのネットブックは、プラスティックっぽさが強い、という印象があったのですが、「Eee PC 1002HAE」はアルミボディー採用ということで、ネットで見る限りでは天板もヘアライン仕上げのような感じで、いい感じです。
大抵のメーカーがアルミ素材などを使用すると価格が高めになってくる印象がありますが、「Eee PC 1002HAE」は王道ともいえる、ネットブック価格。(というのがあるかどうか知りませんが……)
ただし、気になる点もあって、リチウムポリマーバッテリーで約3.8時間の稼働時間というのは、まあ、これも言ってみればネットブックの王道とも言えなくはありませんね……

重量が1.2kgということで、ネットブックとしてはほぼ標準的な重さでしょうか。
ASUSのネットブックは私的には何となくキーボードが好みではなかったんですが、「Eee PC 1002HAE」は独立キーでピッチも広いものが採用されているそうなので、実機を見るのが楽しみです。
ディープレッド、メタルグレー、ダークブルーの3色のボディーカラーがあるようですが、ディープレッドがよさそうです。

CPUAtom N280(1.66GHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ10.1型(画面解像度1,024×600)
バッテリ稼働時間約3.8時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g・Bluetooth 2.1+EDR
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.2kg(最小構成)
サイズ本体サイズはW264×D181×H27.6~27.8mm
USBボート×3
SDHC/MMC/メモリースティック(PRO)

DELLから3機種目のネットブック Inspiron Mini 10

デルの「Inspiron Mini 10」は、型番空も分かるように10.1型ワイド液晶を搭載したネットブックです。
このデルの「Inspiron Mini 10」は、CPUに多くのネットブックが採用している、Atom N270(1.6GHz)ではなく、Atom Z530(1.6GHz)か、Atom Z520(1.33GHz)に、チップセットとして、System Controller Hub US15Wを組み合わせているのが特徴です。
とはいっても、ユーザー側から見ると、違いがよく分からないという感じです。
なんでも、、Atom ZシリーズはTDP(設計上想定されるマイクロプロセッサの最大放熱量)がAtom N270に比べて若干低いのだそうです。

カラーバリエーションが多彩で、

オブシディアン・ブラック
パール・ホワイト
チェリー・レッド
プリティ・ピンク
(以下は直販モデルのみに設定)
ジェイド・グリーン
アイス・ブルー

の6色で、さすがこの辺は大手メーカーという感じですね。

ディスプレイは、16:9の10.1型ワイド液晶なんですが、解像度を1,024×576ドットと1,366×768から選べるというのが珍しいですね。

後面白そうな機能としては、タッチパッドが操作する指の数で別の機能を割り当てることができる、という点でしょうか。(実用的かどうかは別として。)
どういう風になっているのか調べてみると、1本指、2本指、3本指でのタッピングに、それぞれ別の機能を割り当てることができるようです。
更に、

・2本指によるピンチ操作(拡大・縮小・回転)
・3本指でのスワイプ操作
・パッドを手のひらで覆う(カバージェスチャ操作)

に機能をの割り当てができるようです。
これって、iPhoneの機能として紹介されているのと似ている感じです。
まあ、繰り返しになりますが、便利かどうかはなんとも言えません。

あと、面白そうなのは、HDMI端子付き、ということでしょうか。
でも、私個人としては、ネットブックを大型液晶テレビにつないでネットを見るというのは、そのメリットがよく分かりません。
あ、YouTubeの映像を大画面で見ることができる、というのはいいかもしれないですね。
最近はHQの画像も増えてきていますから、これはいいかも?

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ10.1型ワイド(画面解像度1,024×576・1,366×768ドット)
バッテリ稼働時間約3.1時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g・Bluetooth 2.1(オプション)
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.17kg(最小構成)
サイズW261×D182.5×H25.3~28mm
USBボート×3
SDメモリーカード/MMC/メモリースティック

ワンセグ対応ネットブック「MTシリーズ」が工人舎から

4月下旬に10.1型液晶のワンセグ対応のMTシリーズが工人舎から49,800円で発売だそうです。
本体色がブラック(MT6KX16AR)とホワイト(MT6WX16AR)2色。
最近カラフルなネットブックが多い中シンプルな構成ですね。

8.9型モデルの「MLシリーズ」の液晶を大型化して10.1型にしたもののようで、スペックはほぼ同じ、大型化したことでキーピッチが17.5mmになっています。
リチウムイオン・バッテリで駆動時間が約5.2時間と最近のモデルでは標準的。

う~ん、ネットブックでワンセグですか。
携帯より大きい画面でワンセグを楽しみたい方にはいいかもしれませんが、私には必要ない機能です。
その他の主な仕様は次のようになっています。

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ10.1型(画面解像度1,024×576)
バッテリ稼働時間約5.2時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.2kg
サイズW266×D202×H22.3~33mm
USBボート×2
SDカード(SDHC)/MMC/メモリースティックスロット

HPとASUSがネットブックのOSにGoogleのAndroid(アンドロイド)採用か?

Android(アンドロイド)は元々携帯電話向けのプラットフォームで、2007年11月にGoogleが無償で提供すると発表しました。
Android(アンドロイド)には

・OS
・ミドルウェア
・ユーザーインターフェース
・Webブラウザ
・電話帳

といった、標準的なアプリケーションが装備されていて、マイクロソフトのWindows Mobileや英シンビアン社のSymbian OSに似ているということです。

元々が携帯端末用なので、ネットブックとの相性もよさそうですが、携帯端末とネットブックとではディスプレイの解像度も違うし、実行するアプリケーションも全く違ってくると思うのでネットブックに導入してもちゃんと動作するんでしょうか?

そもそも、携帯電話や携帯端末では動作させるアプリケーションもある程度限定されるでしょうが、ネットブックはれっきとしたコンピューターですから、フルスクリーンでの動画の再生やPC用のオンラインゲーム、Microsoft Officeなどを動作させたりするわけですから、ネットブック用のOSとして十分な性能があるのかどうか。

まあ、その辺を検証中ということなのでしょうが、元々が無償ということでAndroid(アンドロイド)搭載機はWindos XP搭載機より格安になることは、間違いないでしょう。
デルも「Inspiron Mini 9」に、Debian GNU/LinuxをベースのUbuntu 8.04を搭載したモデルがあって、特別価格39,980円です。

もし、Android(アンドロイド)搭載機がHPかASUSから、HDD160GB、メモリ2GBで同じくらいの価格のものが発売されたら、私は衝動買いしてしまいそうです。
価格もですが、Linuxベースのコンピューターは使ったことがないので、そういった興味の方が大きいのです。

さて、どうなるか。
ネットブックはまだまだ目が離せない気がします。

ASUSからAtom N280(1.66GHz)搭載のネットブック Eee PC 1000HE

  • 2009-03-31 (火)
  • ASUS

2009年4月4日発売のASUS「Eee PC 1000HE」は、CPUに1.66GHzのAtom N280を採用し、10型ワイド液晶を搭載したネットブックで、価格は47,800円です。
Eee PC 1000HE」は「Super Hybrid Engine」という独自の電力機能で、リチウムイオンバッテリ約9.3時間の駆動を実現したネットブックだそうです。
約9.3時間というと、はEee PCシリーズだけでなく、他社製ネットブックと比べても長い部類に入るんじゃないでしょうか。
その影響か重量約1.45kgはちょっと……という感じです。

キーピッチ17.5mmと、他のネットブックより若干余裕がありそうなキーボードは新設計だそうです。
10GBのWebストレージがバンドルされているのは、ASUSのネットブックの特徴ですね。
ASUSの「Eee PC 1000HE」には Offce Personal 2007をプリンストールした「Eee PC 1000HE with Office」もあって、こちらの価格は57,800円となっています。
パールホワイト、ファインエボニーと日本限定色のシルバーの3色。

CPUAtom N280(1.66GHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ10型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約9時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
Bluetooth 2.1
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.45kg
サイズW266mm×D191.2mm×H28.5mm~38mm
USBボート×2
SDカード/MMC
130万画素Webカメラ

8.9型液晶ディスプレイの39,800円のネットブックが工人舎から

工人舎の「MLシリーズ」は、前モデルとなるML6KL12Aから、

・ワンセグチューナ
・Webカメラ

などが省略された代わりに、39,800円と、ネットブックでは低価格になります。
工人舎の直販サイトとイオンSC/ジャスコの主要店舗で販売されるそうです。
ブラック・ホワイト・ワインレッド・ゴールド・シャンパンゴールド・ブルー・ピンクの7色があるというのも、最近のネットブックの流れですね。
Office搭載モデルはありません。

工人舎の「MLシリーズ」と同じ価格帯では、dell の Inspiron Mini 9 Ubuntu がありますが、こちらの特徴は

・2GB DDR2-SDRAM
・64GB SSD
・ウェブカメラなし
・4セルバッテリ

ですが、OSがWindowsXP ではなく、Ubuntu 8.04 (DELL カスタマイズ版)という、Debian GNU/Linuxをベースにした、Linuxが搭載されています。
この辺が日本では中々手を出しづらいところですね。
私の周りにも Linux に詳しい人物は一人もいません。
まあ、何かの時にはネットをあれこれ検索すれば、情報は見つかるかもしれませんが、それにしてもWindowsに比べたら情報量は雲泥の差でしょう。

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約4時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.08Kg
サイズW228×D187×H22.3~33mm
USBボート×2
3in1メディアスロット・ExpressCard/34スロット

工人舎

工人舎は、台湾の製造大手メーカーと提携し製品を開発し、ノートパソコンを2005年から販売している比較的新しいパーソナルコンピュータの開発メーカーです。
2006年11月に発表された、KOHJINSHA SAシリーズは、構成がシンプルで軽量かつ価格に比べ高スペックの点がマニア受けしました。

ソーテックもその昔、工人舎という名称でしたが、元ソーテック創立者の大邊創一氏が現在の工人舎の創立者ということと、ソーテック起業時の志に立ち返り、ソーテックを離れ工人舎を起業したことによるそうです。
オンキョーに吸収された現在の ソーテックとは資本関係はありません。

サムスン電子(Samsung Electronics Co., Ltd.)もネットブックに参入「N310」を発表

以前、CPUとしてVIANanoプロセッサ(1.3GHz)を搭載したNC20の情報が流れたサムスン(Samsung Electronics Co., Ltd.)から、いよいよネットブック「N310」が発表になりました。
NC20は厳密にはネットブックとはいえない仕様でしたが、この「N310」は、CPUが Atomになり、OSがWindows XP Home Edition、メインメモリが1GBと、ネットブック規格に則った仕様になる模様。
4セルバッテリ装着で約1.18kgというのも、他のネットブックとほぼ同じです。

ただ、このサムスン(Samsung Electronics Co., Ltd.)のネットブック「N310」は他メーカーのネットブックとはちょっと違った特徴を持っています。
それは、最新の医療技術によって、キーボードのキーには特殊加工がなされ、細菌の生存や繁殖をほぼ不可能にしている、というのです。
私なんかは、……ですが、ツタヤのレンタルDVDなどを入れる青いビニールの袋ですら抗菌加工がしてあるという、その辺には敏感そうな日本では意外とアピールポイントになるかも?

また、数々の受賞歴のある深澤直人さんがデザインを担当しているというのも、中々気合が入っていそうな感じです。
今や日本製のパソコンとは言っても、殆どパーツが台湾や韓国などのメーカー製となっていて、購入後のサポートさえしっかりしていれば海外のメーカーでも全く問題はないと思っているので、価格しだいではサムスン(Samsung Electronics Co., Ltd.)という大手でサポート体制にも期待でそうなメーカーのネットブックなら、私的には候補にしても悪くはないかと思います。

サムスン電子(Samsung Electronics Co., Ltd.)

サムスン電子(Samsung Electronics Co., Ltd.)は韓国の最大手総合家電・電子部品・電子製品メーカー。
サムスングループの中核企業で、グループ内には製造装置や部品、素材を製造する企業があり、世界各地に56生産法人・130販売法人を展開する多国籍企業です。
・薄型テレビ
・半導体
・携帯電話
・デジタルカメラ
・液晶ディスプレイ
・プリンター
などの分野で世界的なシェアを持っており、ライバル企業のLGエレクトロニクス等とともに、韓国内では絶大な勢力をもちます。

SOTEC(オンキヨー)のネットブック「C103」シリーズ

SOTEC(オンキヨー)からネットブック「C103」シリーズが3月21日に発売されます。
価格はオープンプライスですが、店頭予想価格が49,800円前後という、ネットブックの標準的な価格です。

ネットブック「C103」シリーズは、直販モデルにあった大容量バッテリ採用で5時間駆動するモデルをを店頭投入するようです。
プラチナシルバーとリッチブラックの本体色があります。

仕様はネットブック規格ですから、他の機種とほぼ同じです。
バッテリーが強化された分、若干重めですかね。

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ10.1型(画面解像度1024×600)
外部ディスプレイ出力800×600~最大1920×1,080
バッテリ稼働時間約5時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB )
OSWindows XP Home
重量1.38Kg
サイズW265×D199×H31
USBボート×3
カードリーダ(SD(SDHC)/メモリースティック(PRO)/MMC))
カメラ(130万画素)

SOTEC(オンキヨー)

SOTECは現在ではオンキヨー株式会社のコンピュータのブランド名ですが、元々はソーテックという1984年に創立されたコンピューターメーカーでした。

低価格パソコンで知られるようになり、OCN光「Bフレッツ」への加入を条件にパソコンを無料でプレゼント、などのサービスなど当時としてはユニークな存在でしたが、品質の面では色々問題もあり、サポートの電話もつながりにくいため、ソーテック自体が「電話1台しかないんか」という広告を出したりしたほどです。

2007年7月2日、オンキヨーによる公開買い付けと第三者割り当ての引き受けで、オンキヨーの子会社となることが決定し、2008年9月1日に正式に解散し、ソーテックはオンキヨーが発売するPCのブランドとなりました。

ネットブック+イーモバイルD12LCセットが台数限定で1円

以前からこのテのキャンペーンはあって、私の義兄は昨年秋頃100円でASUSのEee PC 4G-XとイーモバイルのD12LCを手に入れて、「これで結構遊べるぞ」と嬉しそうに使っていたのが印象的です。
私もしばらく使って見たのですが、レスポンスも悪くないし、メールとサイトの閲覧くらいなら問題なく使える印象でした。
ただし、画面の解像度が低いのでメールなどは読めそうで読みづらいという点が難点でした。

最近見つけたのが、株式会社メディアワールドというところがやっている、100円パソコン。今ならクオカードプレゼント!というキャンペーン。

このキャンペーンでは、ネットブック本体を

・acer Aspire one
・ASUS Eee PC 900X
・ASUS Eee PC 900HA

の中から選べるというのが、ミソです。

しかも、台数限定ではありますが、ASUS Eee PC 900HA以外の機種は現在1円のキャンペーンをやっています。

ネットブック本体にセットされるイーモバイル端末は、下り最大速度7.2MbpsのUSB接続タイプのD12LCとなっています。
更に、長期契約割引にねんMAXで契約することで

・acer Aspire oneでクオカード2000円分
・ASUS Eee PC 900Xで5000円分
・ASUS Eee PC 900HAクオカード2000円分

がもらえるという、100円パソコン。今ならクオカードプレゼント!というキャンペーン中です。

いま、ネットブックを買おうと思っている人には、いいチャンスかもしれません。

ただし、ネットブックとイーモバイルのD12LCの組み合わせで使う場合は、注意も必要です。
このキャンペーンでは、イーモバイルの『長期契約割引「にねんMAX」』というプランを契約することが条件になっています。
この『長期契約割引「にねんMAX」』は、ドコモバリューコースの分割払いに似ているプランで、2年間イーモバイルの利用契約をすることで、購入時の支払額から69,600円の長期契約割引が適用されるというものです。
ですから、中途で契約を解除すると残額を支払う必要があります。

このプランでは、基本使用料が月額2,900円(無料通話分1,000円)で、最大6,880円がかかりますので、既に自宅でADSL・FTTH(光ケーブル)など、ネットに接続できる環境があって

・ネットブックを自宅でメインマシンとして使う人
・ネットブックを自宅と外出時持ち出し用兼用で、主に自宅で使う人

には、メリットが小さいでしょう。
逆に、自宅には既にメインとなるパソコンがあって、毎日のように外に持ち出して使う人には非常に利用可地のあるキャンペーンといえると思います。

ですから、100円パソコン。今ならクオカードプレゼント!のキャンペーンは’自分のネットブックの使い方はどうなのか、をよく考えて利用したいものです。

ジャストシステムが限定100台の39,800円オリジナルネットブック販売

この39,800円オリジナルネットブック「QBOOK」は、ATOK 2009 ミニPC版との特別セットとして、ジャストシステムの同社直販サイト「Just MyShop」で100台限定の予約受付を開始しています。
出荷開始日は3月31日です。

「QBOOK」の主な仕様は

CPUAtom N270(1.60GHz)
メモリ2GB(最大)
チップセットIntel 945GSE Express(ビデオ機能内蔵)
HDD160GB
OSWindows XP Home Edition(SP3)
ディスプレイ10.2型ワイド液晶

に、同時発売のネットブック向け日本語入力システム「ATOK 2009 for Windows ミニPC」(定価8,400円)をセットにしたものです。
ということは、ネットブック本体は31,400円ということで、その他、3in1カードリーダ、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、Ethernet、130万画素Webカメラと、他のネットブックと同じような仕様なので、安いからと行って何かが省略されたということもないようだし、メモリ2MB標準というのはかなりお買い得じゃないか、という気がします。
サイズもW250×D183×H28.8mmで重量1.1kgとごく標準的なスペック。

ただ、最近のネットブックがバッテリーの駆動時間を延ばしてきている中で、3セルリチウムイオン、駆動時間は2時間というのはちょっと残念、というか安さの秘密はこのあたり?

ASUSTeKがミニノートにAndroidを搭載する?

  • 2009-02-23 (月)
  • ASUS

ごく一部で注目されているかもしれないニュース。
ASUSTeKがミニノートにGoogleのAndroidを搭載するというニュースが海外のメディアで流れたという話です。
実際はどうか分かりませんが、海外では元々日本ほどWindowsへの拘りないのかも。
というのも、最初のeePCはOSがLinuxだったようだし、その方がコスト的にも安くなるだろうし。

で、もしアンドロイドを採用したPCが日本でも安い価格で発売されたら、クラっといってしまいそう。(^^;
ネットブックの実物をいくつか触って見た感じからして、やっぱりこれは大型の携帯電話的な使い方、メールと、サイト閲覧、それからブログやアフィリエイトサイトの更新、位にしか使わないんじゃないか、と思うようになってきたわけです。

だから、できるだけ低価格な物が欲しいと思うし、間違ってもオフィス系のソフトは使わないだろうから、Linuxでもいいのではないかと。
まあ、ウェブメールでもなんでいいんだけど、Outlookexpressと同期がとれればメールソフトも気にならないし、ブラウザも今はFirefoxだし。

ただ、元々Androidは携帯用のOSということらしいので、本当にパフォーマンス的、機能的にネットブックで十分使えるのか、というのは気になりますけど……

NECのLaVie Lightとソニー VAIO typePを見てきました

まず、日本電気 NEC の LaVie Lightですが、液晶ディスプレイが8.9型から10.1型ワイドになっているということを事前にPCWatchで読んでいましたが、なるほど、画面両サイドの部分の幅が狭くなって、いわゆる狭額縁タイプという感じ。
残念なのは液晶がノングレアから光沢のあるタイプになったこと。
見た目はいいんですが、屋外で使うと映り込みで画面が見づらくなるのではないかという心配があります。
重量はスペック上では約1.17kg→約1.16kgと軽くなっています。
ホワイトモデルが展示してありましたが、やっぱりこの機種はボディーの黒とキーボードの白のコントラストが綺麗だと思います。

次にソニー VAIO type Pですが、私が行った家電量販店では、ネットブックのコーナーに展示してありました。
さすがに価格が低価格レンジのネットブックの倍近くするだけあって、凄く綺麗です。
メタリックな天板の触感がいいし、驚くのは反対側の底面の触感も独特のスベスベした感じで、変な話気持ちいい感じ。

開けてみると、キーボードもまたメタリックなキートップで豪華な感じですが、キータッチは微妙。
さすがにこれだけ薄くするためにはキーストロークが短くなるのもやむを得ないのか(キーストロークは約1.2mmとのこと)、何となく「キーを打っている」という感触がありません。
キーピッチは一応十分なのでタッチタイピングも大丈夫でしたが、私の好みとは少し違います。
封筒サイズ化の影響でスライドパッドではなく、キーボード中央にあるスティックになっていますが、何となく懐かしい感じ。
他の機種でもそうですが、私はこれを使って思うようにポインターを動かすのが苦手。
このVAIO type Pも、例えば、ウィンドウを閉じようとして×にもって行こうとするんですが、この画面サイズと解像度では中々うまくマウスカーソルが載らず苦戦しました。(この操作はALT+F4でできますが)

非常によくできていて、重量も約588g、お金があったら(^^; 欲しいマシンです。

ASUSTeKから薄型ネットブック「Eee PC S101H」(160GB HDD)新発売

  • 2009-02-04 (水)
  • ASUS

2009年2月7日にASUSTeKから発売されるネットブック「Eee PC S101H」は、「EEE PC S101」に160GB HDDが搭載されたモデルのようです。
写真で見る限り、Eee PCのプラスチック素材、という外観から高級感にデザインが変更されている模様。(まあ、現物を見てみないと分かりませんが。)
価格は64,800円。
う~む、デザイン面に力が入るとHDDモデルとはいえ、やっぱり高くなりますね。
10.2型液晶モデルの本体厚さは大体30mm前後というイメージがあるので、本体の厚さ25mmというのは確かに「薄型筐体」ですね。
ストレージがSSDからハードディスクに変更されていること以外、仕様に変更はないということです。

もう1機種、「Eee PC 1002HA」も同時に新発売されるようですが、こちらは仕様が「Eee PC 1000H-X」とほぼ同じで、ヘアライン加工されて薄型・軽量化された筐体だそうです。
52,800円と、まずまずリーズナブルな価格ですね。
本体サイズはH264×D181×W27.6~27.8mmで重量約1.25kgですから、最近のマシンではちょっと重いか?
その他の仕様は、ネットブックの標準的なものです。
バッテリ駆動時間は、最近各機種も伸びてきて5時間というのもありますが、約4.1時間と標準的。

ちょっと豪華そうな「Eee PC S101H」に引かれるものの、外に持ち出す実用機として見ればデザインはもう少しシンプルにして価格の安いモデルがあっても、と思います。
あ、それなら「Eee PC 1002HA」をどうぞ、と言うことですか。(^^;

マウスコンピューターから光学ドライブ搭載のネットブック

2009年1月22日の発表によると、マウスコンピューターからネットブックの新製品が発売されるようです。(発売日は1月23日)
型番は「LB-F1500W」で、6万 4800円ということです。

工学ドライブ搭載のネットブックは珍しいですよね。
DVD±Rの2層記録にも対応、といことですが、私には必要ないかなと思います。

ネット上の情報を見ても、CPUとグラフィックスのパワーが貧弱なのと、メモリが1GBのネットブックにはオーバースペックかと思うし、そもそも屋外へ持ち出すために使おうと思っているので、ドライブ類はできるだけシンプルにして、軽さと動作時間を重視したいところです。
バッテリ稼働時間5.2時間はいいんですが、1.6Kgというのは、光学ドライブを搭載したツケが回ってますね。
それにしても、最近出るモデルはバッテリーのもちがよくなっているようです。

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ10.2型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約5.2時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB )
ドライブVD±R 2層書込対応 DVDスーパーマルチドライブ
OSWindows XP Home
重量1.6Kg
サイズW266×D203×H35mm
USBボート×2
SD、メモリースティックカードスロット
カメラ(130万画素)

東芝からネットブックNB100/HF/PANB100HNUF新発売

TOSHIBA ネットブックPC SSD搭載モデル NB100/HF シャンパンゴールド  PANB100HNUF

2009年春モデルとして1月下旬東芝から発売される、ネットブックの最上位機種NB100/HF/PANB100HNUFは、64GBの大容量SSDを採用したモデルです。
新色の、光沢のあるシャンパンゴールドは、今までのネットブックのイメージからはより高級な感じで、私は結構気に入りました。
発売されたら、まずこの色を見てみたいものです。

ただ、NB100/HF/PANB100HNUFは8.9型ワイド液晶。ということで、できれば10.1型ワイドにして欲しかった。
まあ、この辺はサイズや重量を重視した結果なのかも知れませんが。
バッテリーの駆動時間が約5.0時間というのは、中々健闘しているのではないでしょうか。
これで、質量約1,040g(HDDモデルは約1,070g)いいですねぇ。
やっぱり、大手メーカーはこの辺をきっちり作ってきますね。

まあ、さすがにこれだけの容量のSSDにWindows VistaRHome Basic 32ビット版 with Service Pack1 正規版を搭載すると、本体と同じように軽量化して頂きたいものですが、価格はamazonで¥81,561と、重量級になってます。

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
外部ディスプレイ出力最大2,048×1,536ドット:1,677万色
バッテリ稼働時間約5時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/gBluetoothR Ver2.1+EDR
記憶媒体SSD(64GB)
OSWindows VistaRHome Basic
重量約1.040Kg
サイズW225×D190.5×H29.5~33mm
USBボート×3
SDカード(SDHC)/MMC/メモリースティック(PRO)
カメラ(30万画素)

SamsungがミニノートNC20の取扱説明書を公開

Samsung NC20は仕様を見ると、厳密にはネットブックではないのですが、話題としてはCPUがインテルではなく、VIA Nanoを搭載していることでしょう。
今回は、そのSamsung NC20の取扱説明書が公開されたということです。
Samsung NC20はCPUとしてVIANanoプロセッサ(1.3GHz)搭載で、ディスプレイは12インチ(1280 x 800)、ストレージはHDDとSSDから選べるというスペックです。

入出力関連では、USB、VGA出力、オーディオ出力/入力、SDスロットなどが装備され、無線関係ではWiFiとBluetoothがオプション扱いになっている模様。(発売時には両方が標準装備となる可能性が高いということです。)

Samsung NC20はバッテリー駆動時間が公開されていませんが、6セルバッテリーがスタンダード搭載となっていて、かねてよりネットブックに搭載されているIntel Atomより省エネだといわれているVIA Nano搭載ですから、バッテリー駆動時間も長くなっているのではないかという期待ができそうです。

気になるSamsung NC20の価格ですが、ヨーロッパで€425.06、イギリスで£411.98だそうですから日本円ではそれぞれ、51,161.37円、56,801.90円となり、現在発売されている各ネットブックとほぼ同価格帯ですね。

ディスプレイが12インチということで、ネットブックのように外に持ち出すことが前提ではないでしょうが、VIA Nanoの性能と今後ネットブックへ展開するかどうかなど、興味あるマシンです。

LaVie Light の新モデルが発売に

2009年1月下旬に、NECからLaVie Lightの新モデルが発売になるそうです。

日本電気 PC-BL100SA6B PC-BL100SA6B日本電気 PC-BL100SA6W PC-BL100SA6W
日本電気 PC-BL100SA6W PC-BL100SA6W
日本電気 PC-BL100SA6P PC-BL100SA6P
日本電気 PC-BL100SA6P PC-BL100SA6P

予想価格は65,000円とうことですから、ネットブックとしては相変わらず高めの価格設定ですね。

サイズが大きい割りにディスプレイが小さいというのがネックだった現行モデルに比べ、LEDバックライト付10.1型ワイドに強化されています。
16:9のアスペクト比はで、解像度が1,024×576ですから、まずまずですね。

重量が約1.16kgということでので、若干軽くなっていますが、もう一息がんばって1Kg切るところまでいくとかなりアピールできるんではないでしょうか。
その他、意外と短いように感じていたバッテリ駆動時間が約3時間になるということで、これは健闘していると思います。

でも、やっぱりこのLaVie Lightの価格は何とかならないものかと思ったりもしますが、しばらく待てば現行モデルのように安くはなるんでしょう。
カラーバリエーションは現行のパールブラックに新たに、フラットホワイト、ソリッドピンク、ソリッドブルーが追加されるようです。

MSI Wind Netbook/Romantic Pink U100 Vogue-PK

MSI Computer MSI Wind Netbook/Romantic Pink U100 Vogue-PK
MSI Computer MSI Wind Netbook/Romantic Pink U100 Vogue-PK

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大2GB)
ディスプレイサイズ10型(画面解像度1024×600)
外部ディスプレイ出力記載なし
バッテリ稼働時間約2.5時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(80GB )
OSWindows XP Home
重量1.16Kg
サイズW260XD180XH19~31.5mm
USBボート×3
MMC/SD/SDHC/メモリースティック/メモリースティックPRO対応カードリーダ
カメラ(130万画素)

現在実機を見ることができるショップを探索中(^^;

ネットブックではありませんが VAIO type P

ソニー(VAIO) VAIO typeP P80H VistaHomeBasic W-WAN クリスタルホワイト VGN-P80H/W
VAIO typeP
クリスタルホワイト
ソニー(VAIO) VAIO typeP P70H VistaHomeBasic ワンセグ ガーネットレッド VGN-P70H/R
VAIO typeP
ガーネットレッド
ソニー(VAIO) VAIO typeP P70H VistaHomeBasic ワンセグ ペリドットグリーン VGN-P70H/G
VAIO typeP
ペリドットグリーン

だいぶ前から封筒をイメージした新PCを広告で告知していたソニーから、VAIO type Pが発表されましたね。
いわゆるネットブックではありませんが、価格を抜きにすれば外に持ち出すコンピューターとしてはかなり魅力あると思います。

長形3号封筒とほぼ同サイズ(サイズがW245×D120×H19.8mm)ということは、よくダイレクトメールに利用されいる封筒のサイズと同じということですから、広告のようにポケットに入れてというのはどうかと思いますが……。
このブログの最初にも書きましたが、ネットブックはプラスティックの塊のようなボディーなので、サイズに比べて重く、殆どの機種が1Kg以上あります。
サイズ的にも奥行きがあるので、フットプリントは大まかに言ってB5くらいの感覚でしょうか。
それに対して、VAIO type Pは約588gという重量と併せて考えると、ネットブックに比べてはるかに小型で軽いので、私的にはかなりくるものがあります。

直販価格が79,800円~ということで、やはりネットブックよりは高いですが、このサイズと重量を考え合わせると十分納得いく価格です。
VAIO type Pはネットブック仕様ではないために、CPUやメモリにも制約がないということですよね。
実際、CPUは1.6GHzのAtom N270ではなくて、1.86GHzのAtom Z540を搭載したモデルも選択できるし、メモリも2GB搭載しているのもアドバンテージになっています。

主なスペックは

CPUAtom Z540(1.86GHz)
メインメモリ標準2GB(最大)
ディスプレイサイズ8型ウルトラワイド(1600×768)
バッテリ稼働時間標準:約4時間/大容量:約8時間から選択
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g・NTTドコモ FOMA HIGH-SPEED対応等から選択
記憶媒体60GB HDD/64GB SSD/128GB SSDなどから選択
OSWindows Vista Business /Home Premium/Home Basicから選択
重量0.99kg
サイズW245×D120×H19.8mm
USBボート×2
メモリースティック Duo(メモリースティック PRO-HG対応、マジックゲート対応)×1/SDメモリーカード/マルチメディアカード(MMC)×1
カメラ(31万画素)選択可能

という感じで、記憶媒体や無線LANやカメラなどは全て選択性になっているので、用途と好みに合わせて幅広い選択ができそうですね。
詳しくは、ソニーのVAIO type Pの製品情報をご覧下さい。

日本電気 PC-BL100RA PC-BL100RA LaVie Light

日本電気 PC-BL100RA PC-BL100RA
日本電気 PC-BL100RA PC-BL100RA

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
外部ディスプレイ出力1280×1024
バッテリ稼働時間約2.6時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB )
OSWindows XP Home
重量1.17Kg
サイズW250XD176.5XH36.5mm
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(131万画素)

今日は家電量販店で日本電気 PC-BL100RA PC-BL100RA LaVie Lightを見てきました。

ネットブックに限らず最近のノートパソコンは、いかに薄く見せるかというのがデザインのトレンドのような気がしますが、このPC-BL100RA PC-BL100RA LaVie Lightはそれを逆手に取ったような、角張った直方体で、まるで黒い弁当箱。
そういえば、初期のノートパソコン(当時はラップトップと呼んでましたっけ。)を思い出しました。

重量も他機種に比べて若干重く、持って比べると確かに差を感じるくらい重いですが、外出時に持ち運ぶのが苦になるという程ではなく、この形と重さが本体の堅牢性というか頑丈さにつながっているのなら悪いことではないと思います。

本体を開けると、黒い本体に白いキーボードが中々いい配色です。
キーボード自体もしっかりしていて、十分なサイズがあるためタッチタイピングもまったく問題ありません。
なんていうか、キーを押したときのストローク感というか、それがかっちりしていて好印象です。

ディスプレイはノングレアタイプなので、印象は Eee PC と同じで視認性はいい代わりに発色は彩度が低い感じ。
それにしても残念なのは8.9型、この本体サイズなら10.2型にして欲しかった。

HDD容量も160GBあるし、NECであれば地方に住む私にとってはサポートの面でも安心できそうですし、選択肢に入れてもよさそうです。
ただ、この店の店頭価格64800円は何とかならないものかと。
amazonマーケットプレイスでは、PCあきんどが新品を47880円で売っているので、この価格は何なのかと思います。
まあ、大手メーカーの安心代と思えば……ですかね。
amazonのユーザーレビューの評価が余り芳しくないのはちょっと気になります。

NEC LaVieシリーズについて

NECのノートパソコン、LaVie(ラヴィ)シリーズは1995年、Windows 95発売が発売されたのに合わせ、デスクトップPCのPC-9821シリーズのノートパソコン版として「98NOTE Lavie」の名称で発売されました。
その後、1997年に従来のNECの独自仕様から、PC/AT互換機仕様になりました。
最初のPC98-NX以降、LaVieシリーズはパーソナルユーザーを対象としたノートパソコンとして販売されています。

ASUSからネットブック「Eee PC S101」のスパークリングピンクモデルが数量限定発売

ASUS Eee PC S101 EEEPCS101-PIK003X スパークリングピン EEEPCS101-PIK003X
Eee PC S101 スパークリングピンク

12月21日からASUSTeKのネットブック「Eee PC S101」のスパークリングピンクモデルが数量限定で発売されます。
価格は69,800円です。
この、スパークリングピンクは、日本市向けに1,500台が冬季限定カラーとして、発売されるそうです。
2009年1月31までに購入すれば、抽選で150名にピンク色の特製キャリングケースとスワロフスキーのデコレーションシールが当たるということです。
主な仕様と機能はオリジナルのS101と同様で、SSDが独自技術の起動高速化「XpressPath」の搭載で、OSの起動時間が20秒以下に短縮できるということです。
また、動作音が25dBと静音性の高さをアピールする製品です。

ASUS EeePC 900-X用増設SSD

  • 2008-12-15 (月)
  • ASUS
BUFFALO Eee PC 901-X 専用 内蔵SSD 32GB SHD-EP9M32G
SSD 32GB SHD-EP9M32G
BUFFALO Eee PC 901-X 専用 内蔵SSD 64GB SHD-EP9M64G
SSD 64GB SHD-EP9M64G

初代ネットブックのEee PC 4G-Xは、ストレージとして使用されているSSDの容量が4GBのオンボードメモリだったために、増設不可で、これがネックとなって今ひとつ触手が動きませんでした。
ASUS EeePC 900-Xではメモリ構成がオンボード4GBに加えて、8GBのSSDがメモリスロットに取り付けられています。
これを交換して容量を増加させることができるようになったことで、メモリ容量の少なさで、私の選択肢から外れるということはなくなりました。

対応しているSSDはバファローから発売されている、容量が32GB、64GBの2機種があります。
元々搭載されているSSDと交換することで、合計の容量はそれぞれ、36GB,68GBとなり、HDD搭載モデルに比べれば容量が少ないものの、外出時に持ち出すサブマシンと考えれば十分な容量だと思います。

ASUS EeePC 900-X シャイニーホワイト EEEPC900XSW

  • 2008-12-14 (日)
  • ASUS

EeePC 900-Xseries 16GBフラッシュメモリドライブ搭載 シャイニーホワイト EEEPC900XSW
EeePC 900-X EEEPC900XSW

CPUCeleron M 353(900MHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約4.3時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体SSD(4GB+8GB)
OSWindows XP Home
重量0.99kg
サイズ224×170×20
USBボート×3
マルチカードリーダ
カメラ(30万画素)

今日は、家電量販店でASUSTek ノートPC EeePC 900を見てきました。
記憶メディアとしてSSD(Solid State Drive)のみを使用したネットブックで、容量はシステムドライブ16GBとなっています。
HDD内臓タイプに比べて、ボディーも小型のため、屋外へ持ち出す機会が多い人には重宝しそうです。
意外なことに、SSDだからといってHDDモデルに比べてそれほどソフトの起動速度が速いと感じませんでした。
もちろん、正確に計測すれば、起動は早いのかもしれませんが……

ディスプレイは、acer Aspireone AOA150-Bwでも書きましたが、液晶がノングレアタイプで、少々無理な角度からの視認性も十分です。
ただし、necのLaVie Lightもそうですが、ノングレアタイプは視認性がよい代わりに、コントラストがやや悪く、彩度が低い感じ。
acer Aspireoneの方が圧倒的に発色が綺麗です。
見た目の綺麗さを選ぶか、屋外で使うことが多いなら無反射であらゆる角度からの見やすさを選ぶかというところでしょう。

問題はキーボードです。
本体全体を小型にしたのはいいと思うのですが、キーボードのサイズも当然小型化の犠牲になっています。
何度か試しましたが、私のスキルではこの機種でのタッチタイピングはかなり苦しい感じ。
キーボードを目で追いながらのタイピングは結構疲れます。
コンピューターを使っていて目が疲れるということは、ある程度の原因はタッチタイプではなく目でキーボード追いながら、ディスプレイと視線が行き来することの影響もあるのではないかと以前から思っているのですが、この機種はまさにそんな感じで、ディスプレイだけ見ながら作業するというわけにいかず、目が疲れそうです。
私は、ブラウザで前のページに戻る場合は、BackSpaceキーを使うのですが、このキーボードはキーが小さく狙って叩く感じなり、ストレスがたまりそうです。

あと、これは私個人の好みの問題ですが、タッチパッドが本体のエッジ部分にまであり、そのために本体を閉じてもボタンが少し出ている状態になります。
本体を開けるとき、中央部分に指をかけて開けようとすると、このボタンを押してしまう格好になります。
それで別になんら影響はないのかもしれませんが、開ける力で毎回ボタンを押してしまうのは精神衛生上よくないので、他メーカーの機種のようにわずか数ミリ内側に配置してはいかがでしょう。

意外です、買うならこれかと思っていたのですが、やはりよく現物をチェックして見ないと分からない部分があるものです。

日本エイサーからAspire oneのOffice Personal 2007搭載モデル

エイサー モバイルパソコン Aspire one(シーシェルホワイト・Officeモデル) AOA150-BWDOM
シーシェルホワイト AOA150-BWDOM
エイサー モバイルパソコン Aspire one(コーラル・ピンク・Officeモデル) AOA150-BPDOM
コーラル・ピンク AOA150-BPDOM
エイサー モバイルパソコン Aspire one(ゴールデン・ブラウン・Officeモデル) AOA150-BCDOM
ゴールデン・ブラウン AOA150-BCDOM
エイサー モバイルパソコン Aspire one(ギャラクシーブラック・Officeモデル) AOA150-BKDOM
ギャラクシーブラック AOA150-BKDOM

元々は12月下旬とアナウンスされていた日本エイサーからAspire oneのOffice Personal 2007プリインストールモデルが、12月13日に発売されましたね。
なんといっても、実売価格59,800円でありながら、Office Personal 2007プリインストールというコストパフォーマンスの高さはすごいです。(近くの家電量販店ではNECのLaVie Light BL100/RAの価格が64,800円です。)
やっぱりユーザーの要望が強く発売時期が早くなったということですが、2009年1月末までの限定出荷ということです。

Office Personal 2007がプリインストールされたこと以外に仕様などの変更はないようです。
Office Personal 2007ですから、Microsoft Word 2007、Excel 2007、Outlook 2007の組み合わせということになります。

マウスコンピューターについて

マウスコンピューターは、デスクトップ、ノート、キューブ等のパソコンなどを製造・販売しているメーカーです。
マウスコンピューターの特徴としては、大手パソコンメーカーの同様のスペックの機種に比べて低価格に設定されていることと、全製品を国内製造していることがあげられます。

とはいっても、これは他の大手メーカーも含め日本のメーカーは同じですが、ケースや電源ユニット、その他のパーツは殆どが台湾等の海外製で、国内家電メーカーの日本国内の工場で依託製造しているので、国内製造ということのようです。

大阪などにはショップもありますが、自社ブランドでの販売だけでなくショップブランドのパソコンのOEM元でもあるため、ショップブランドのコンピューターを買ったらマススコンピューター製だったということもあるようです。

Gatewayからネットブック LT1001j 新発売

Gatewayもネットブックに参入ですね。
発売は12月中旬で、オープンプライス(店頭予想価格は4万円台)、ケーズホールディングスと上新電機が取り扱うそうです。

主なスペックは

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約3時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB )
OSWindows XP Home
重量1.06Kg
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(30万画素)

MSIについて

MSI(エムエスアイ)は正式名称を MicroStar International という台湾のコンピュータ製造会社で、1986年に設立されました。
中国語での名称は 微星科技で、1999年には日本法人も設立されています。

元々マザーボードメーカーとして知られていて、その他にもストレージデバイス、ビデオカード、音響機器なども製造しています。
OEMとしても他社に製品を提供していて、AMD(ATI)やNVIDIAの製品もMSIで製造しており、2001年にはビデオカード生産量が世界一位となりました。
コンピュータの自作派にとっては、MSIのマザーボードは、オーバークロックする場合に使いやすいので有名です。
また、OEM先としては、NEC、マウスコンピューター、ドスパラ(サードウェーブ)、フロンディア(Kouziro)等にベアボーンの製品やマザーボードを提供しています。

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェルホワイト

  • 2008-12-09 (火)
  • acer

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェルホワイト
acer Aspireone AOA150-Bw シーシェルホワイト

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
外部ディスプレイ出力記載されていません
バッテリ稼働時間約3時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(120GB )
OSWindows XP Home
重量1.1Kg
サイズW249XD170XH29mm
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(30万画素)

今日は家電量販店でacer Aspireone AOA150-Bwを見てきました。
ディスプレイ上では白く見えますが、シーシェルホワイトという名称のとおり、パールホワイトで中々綺麗かつ高級感もあります。
外に持ち出す用途が多くなると思いますから、擦る、ぶつける機会も多くなるでしょう、最近の携帯も傷がつきにくい素材でできているように、acer Aspireoneの素材もそうであればいいのですが……。

天版は手前に向かってカーブしていて、薄く感じるアップルのApple MacBook Airと同じようなコンセプトのデザインなのも好感もてます。
キーボードも思ったより打ちやすく、腰をかがめての不振全な姿勢でしたが、タッチタイピングで十分使えそうです。
色んなソフトを起動させてみましたが、ストレスなく起動するし、動作も軽快で問題ありません。

画面の解像度は1024×600ですが、さすがにデスクトップに並んだアイコンの文字は私には読みづらいものがありました。
画面といえば、このacer Aspireone AOA150-Bwのディスプレイは、光沢のあるタイプです。
屋内でも天井の照明や、周りの景色が映りこんでちょっと見づらいくらいですから、屋外で使うとどうでしょうね。
asusのeee PC 900-Xのようなノングレアタイプのディスプレイの方がいいように思いました。
また、acer Aspireone AOA150-Bwは視野角がかなり狭い印象で、真正面を少し外れた角度から見ると極端にコントラストが落ちて見づらくなります。
asusのeee PC 900-Xは、かなり無理のある角度からでもしっかりと見えるので、ディスプレイはこちらの方が好ましいと思います。

今日見た家電量販店では価格はasusのeee PC 900-Xが49800円、acer Aspireone AOA150-Bwが54800円と5000円の価格差ですが、ハードディスクを内蔵しながら、軽くてデザイン的にも綺麗だし、選択する価値は十分にあると思いました。

acerについて

  • 2008-12-08 (月)
  • acer

acer(エイサー)は Acer Inc. という、台湾の会社ですが、ASUSと並ぶマザーボードなどのパーツ、周辺機器メーカーとして知られていています。
ちなみに、繁体字では 宏碁股?有限公司と表記されます。
傘下には、マザーボード、CD-R/RE、DVD±R/RWドライブ等で知られているAOpen、私も使っていますが、ディスプレイのBenQがあり、OEM事業では大手メーカー(NEC、日立、富士通等)にマザーボードやコンピューターを提供しています。
日本法人も1988年に設立されています。

レノボがネットブックに参入

Lenovo レノボ・ジャパン IdeaPad S10e ホワイト 4068AGJ
IdeaPad S10e ホワイト 4068AGJ

レノボ・ジャパンもネットブックに参入ですね。
「IdeaPad S10e」が2008年12月6日発売です。
コンシューマー向けとして欧米で販売している「IdeaPad」ブランドののネットブック。

特徴としては、

1.「クイックスタート」機能により、Windowsを立ち上げなくてもメールやブラウザーが使用可能。
2.液晶はLEDバックライト採用の16対9の10.1型ワイド(1024×576ドット)
3.ExpressCard/34スロット

などが挙げられます。
主な仕様は、

CPUAtom N270(1.60GHz)
メインメモリ1GB
HDD160GB
OSWindows XP Home Edition
無線機能IEEE802.11b/g無線LAN
Bluetooth
130万画素Webカメラ
USBポート×2
稼働時間標準の6セルバッテリーで約5.3時間
サイズW250×D196×H 36(mm)(最薄部は22mm)
質量約1.38kg

となっており、直販価格は5万4800円からとなっています。
本体色は、「ホワイト」「ブルー」「ピンク」(ブルーとピンクは2009年春発売予定)で、写真で見る限りでは質感もよさそうだし、まずは現物を見てみたいところです。
他機種に比べると若干重いか?

ASUS Eee PC 4G

  • 2008-12-06 (土)
  • ASUS

ASUS ノートパソコン「Eee PC 4G-X」 EEEPC4G-BK003X
ASUS Eee PC 4G-X

CPUCeleron M(630MHz)
メインメモリ標準512MB(最大2GB)
ディスプレイサイズ7型(画面解像度800×480)
外部ディスプレイ出力1280×1024
バッテリ稼働時間約3.2時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体SSD(4GB )
OSWindows XP Home
重量920g
サイズW225XD164XH22mm
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(30万画素)


当初は「モバイルインターネットデバイス」と呼ばれていた、初のネットブックにしてブームの火付け役となった製品です。
仕様も現在のネットブックとは異なり、CPUがCeleron Mであったり、ディスプレイの解像度も決して十分とはいえませんが、そのサイズと軽さ、そして何より価格の安さが大きなメリットであり魅力となり、予想外のセールスで他のベンダーもネットブックに参入するきっかけを作りました。

実際に使ってみると、価格が価格だけに質感はプラスティックそのものという感じで、最近の高級感溢れる国産ノートからすると見劣りはします。
ディスプレイもちょっと見ると綺麗なのですが、実際に使おうとすると私くらいの年齢になると、文字が小さくシャープさにも欠けるので、テキストはかなり見づらい感じです。
文字サイズを大きくすればいいのですが、レイアウトが崩れスクロールしなければならなくなり、それはそれでわずらわしい感じ。

メインメモリ容量が4GBと小さいのですが、このサイズ、重量は秀逸で外に持ち出してネットをメインに利用するという目的なら、OSがXPということもあり、普段使っているツールやソフトがそのまま稼動するというのは大きなメリットです。

ASUSについて

  • 2008-12-05 (金)
  • ASUS

ASUSと一般には呼ばれていますが、正式名はASUSTeK Computer Inc.でASUSはアスースと発音します。
台湾の繁体字表記では「 華碩電腦股?有限公司」となります。
本社は台湾の台北市にあって、元々はPCパーツや周辺機器のメーカーとして知られています。
ASUSという名はPegasusににちなんでいて、日本法人としてアスース・ジャパン株式会社があります。

1989年設立されて以来、マザーボードメーカーとして高く評価されており、日本のメーカーにパソコン用マザーボードの供給実績もあり、ソニー、アップル、ヒューレット・パッカード、エプソンダイレクトなどへの部品を供給しているメーカーでもあります。

ネットブック「Eee PC」が(予想外にも)売れたため(?)、製品の販売、サポート、マーケティングに力を入れており、製造部門はPegatronという別会社になりました。
私も自作を始めてから、ずっとASUSのマザーボードを使用しおり、ソケット370のマザーボードであるCUBXは現役で活躍中です。

現在のメインマシンのマザーボードはASRock製なのですが、このブランドはASUSのサブブランド(子会社)で、ASUSブランドとするには色々ふさわしくないと思われるイレギュラーなマザーボードを製造しています。

現在使用中のマザーボードは、4coreDual-VSTAというもので、LGA775で製品名どおり、Quad Core(FSB 1066MHz)まで対応していながら、ATA、PCI、AGPとPCI-Express、DDRとDDR2ソケット等が混在した不思議なマザーボードで、手持ちのパーツが使えるためつなぎにと使っています。

デルがモバイルノートを値下げ

DELL Inspiron Mini 12 プレミアムパッケージ 12.1インチ/VistaBasic/1GB/60GB/ウェブカメラ/Bluetooth
DELL Inspiron Mini 12 プレミアムパッケージ


12.1型液晶搭載モバイルノート「Inspiron Mini 12」を最大35,000円値下げ。

新価格は次のとおり。

プレミアムパッケージ:89,990円-->59,980円
プラチナパッケージ :99,980円-->64,980円

3万円以上の値下げです。
ULCPC版のWindows Vistaを搭載したInspiron Mini 12はモバイルノートなのにキーボードが大きめなのが特徴の薄型のノート。
この値下げで新価格はネットブックの中心的な価格帯に入りましたが、ネットブックはOSがWindow XPなのに対し、Windows Vista を搭載してこの価格というのは、KOUZIROのFRNU302/BKと同じような仕様で、ネットブックの新しい流れとして中々魅力ではないでしょうか。

主な仕様(下位モデル)は

CPUAtom Z520(1.33GHz)
メモリ1GB
1.8インチHDD 60GB
OSWindows Vista Home Basic
無線LANIEEE 802.11b/g
カードスロットSDカード(SDHC)
MMC
メモリースティック(Pro)
USB 2.0×3
Ethernet
Bluetooth V2.1+EDR

ボディカラーは、パール・ホワイト、オブシディアン・ブラック、プリティ・ピンク(新追加)、チェリー・レッド(新追加)。
Tristan Eaton氏デザインの5種類の天板も6,300円の追加で選択できるなど、大手ベンダーならではのバリエーションの多さも特徴といえます。

ネットブックの規格について

ネットブックはどんな仕様でもメーカーが独自に作れるか、というと当然作れると思うのですが、そうするとインテルやマイクロソフトがネットブック向けに低価格で提供している製品やライセンスの提供を受けることができなくなり、価格が高くなるという結果になります。

Inteが定めたネットブックの規格によると、
CPU:Atom N270(デュアルコアCPUのAtom 330はデスクトップ用のため規格外)
液晶サイズ:10.2インチ以下
光学ドライブ (CD/DVD) :非搭載
最大メモリー容量:2GB
Microsoftの低価格PC(ULCPC:Ultra-Low-Cost PC)用廉価版Windows XP Home Editionライセンスは
内蔵ストレージ容量:HDDが160GBまで
         :SSDは16GBまで
のいずれか。

というスペックのものにしか適用されないということです。
最近のニュースによればディスプレイサイズについては緩和されてきているという話ですが、これはあくまで特定の機種の話で、他のメーカーの全ての機種に適用されるようになるかは不明です。

この規格があるために、どのメーカーのネットトップも同じようなスペックになってしまいます。
違いはメモリ容量やSSDかHDDなのか、ディスプレイサイズが少し違うくらいです。

KOUZIROがネットブックFRNU302/BKを2008年11月28日発売

KOUZIROもネットブックに参入しましたね。

FRONTIER 10.2型ミニノート FRNUシリーズ 10.2型/XP Home/Atom/1GB/120GB/Office無し/無線LAN搭載

FRNU302/BKの仕様は

ディスプレイ10.2型ワイド液晶
解像度1024×600
CPU1.60GHzのAtomプロセッサN270
メインメモリー1GB
サイズW258×D189×H28mm
重量1.29kg
バッテリー駆動時間約2.25時間
IEEE802.11b/g無線LAN
マルチカードリーダー
ハードディスク/OSはBTOで選択可能

となっています。

基本モデルには120GBのハードディスクにとWindows XPを搭載していて、直販価格が49,800円で、ハードディスクが160GBのプレミアムモデルは64,800円、更にハードディスクが120GBでOSがWindows Vista Home Basicというモデルがあり、こちらの価格は52,980円です。

ネットブックというと、特別なライセンスで提供されるというWindows XPモデルが殆どですが、VISTAを搭載してこの価格というのは中々微妙なところですね。

ネットブックが安い理由を考えてみると

最初に発売された asus のeeepcは液晶が800*600(カーナビ用液晶を流用したという話もあります)で、ちょっと見は綺麗なのですが、いざメールなどを読もうとすると結構読みづらいものがありました。
もちろんフォントサイズを大きくすればいいのですが、そうすると表示できる範囲が極端に狭くなり、スクロールさせながら読むのは中々大変な感じでした。
低価格とコンパクトなサイズのために、ディスプレイの性能が犠牲になった感がありましたが、さすがに後継メーカーやasusの後継機はディスプレイ周りを強化しています。

ネットトップはそのスペックからして、外出時に移動しながら使用することを前提にしていると思いますが、サイズはいいとして重量はサイズに見合っただけ軽くなっているか、というとそうは言えないと思います。
例えば、パナソニックの 10.4型ディスプレイ搭載のLet's Note RはサイズがW229 mm×D187 mm×H(最大)42.5 mmで重量がバッテリー込で930gです。
これに対して例えば、2008年11月19日から受注開始となった、10.2型ディスプレイ搭載のエプソンダイレクトのEndeavor Na01 miniは、W266×D184.7×H39mmとほぼ同サイズなのに重量は約1.28kgあります。

Let's Note Rは天板等に高価なマグネシウム合金を使ったり、軽量化にコストをかけていますが、価格が勝負のネットトップではプラスティックを多用するためかサイズに比べて重量がかさんでいます。
1kgちょっとと言えば、持ち運べない重さではありませんが、旅行に持ち出すときは、私はできるだけ荷物は軽くしたいと思うので、その辺、価格とスペックは悩ましいものがあります。
ただ、外へ持ち出して何をするか、と言っても仕事をするわけでもなく、ビデオの編集やオーサリングなどをやるわけでもないので、スペックと価格を考えるとネットブックに軍配が上がります。

このサイトについて

このサイトでは、最近国内メーカーからも発売され始めた、ネットブックについての情報を書いていこうと思います。
ネットブック全体の情報から、それぞれのメーカーの個別の製品についてもできるだけ新鮮な情報を掲載するようにしたいと思います。
最初は少し前に発売されたものから掲載していきますが、順次新しい情報を掲載するようにしていきます。

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