- 2010-03-27 (土)
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Pine Trailは、Intel(インテル)の新Atomプロセッサ用プラットフォームの開発コードネームで、このPine Trail搭載のネットブックも発売されてきています。
Pine Traiでlは、ひとつのチップに
・CPU
・GPU
・ノースブリッジ
が統合されているPineviewと呼ばれるAtomプロセッサとTigerPointと呼ばれるサウスブリッジ相当の2つで構成されています。
チップが2つになった(今まではAtom Nシリーズ+Intel 945GC/GSE+ICH7)ことで、チップが小さくなっており、消費電力低下にも貢献しているようです。
我々ユーザーにとっては、新しいチップになろうがどうしようが何らかのメリットがなければ意味がありません。
いろいろ調べてみると、Pine Traiのメリットとしては、このPine Trailでは、従来チップセットに搭載されていたメモリコントローラをCPUに統合したために、同じクロック周波数であっても性能が向上している可能性があるそうです。
そのほか、今までより少ない数のチップ構成になるので、
・実装面積を縮小できる
・コンピューター本体も小型化できる
・コストが下がる
と、このとおりうまく行くかどうかは別として、メリットはあるようです。
具体的には、Atom N450(1.66GHz)+Intel NM10 Expressという構成です。
Pine Traiを採用したネットブックとしては、
・ヒューレット・パッカード(HP)HP Mini 210
などが発売されています。