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ネットブックと Google Archive

ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)のAndroidスマートフォンSO-01

またまた、ネットブックとは関係のない内容ですが、携帯電話N905iμの分割払いが終わったのをきっかけに、ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)のAndroid搭載のスマートフォン、SO-01に機種変更してみました。
頭金2100円、月額1666円なら、16GBMicroSDカード付ということもあり、お買い得感あります。

【携帯電話としての感想】
使ってみると電話はオマケの機能なのではないのかと思えてきます。
例えば、標準では1分でスリープ状態になり、ディスプレイがオフになり、電話がかかってくると、ディスプレイは復帰しますが、そのまま呼出に応答できるわけではありません。
画面上の三角のアイコンを、円周上のパターンに沿ってなぞってロック状態を解除する必要があり、例えば雨の中で片手に傘を持っている場合などだと、落としてしまうかもしれません。
電話の基本的な機能として、ロック中の呼び出しで自動的にロックが解除されすぐに応答可能にならなければ使い勝手が悪いと思います。
マナーモード的なモードもありますが、呼び出し音の代わりに振動するだけで、相手はただ単に呼び続けるだけです。
ソニーエリクソンのXperiaには通常の携帯電話でできる、本体内にメッセージを保存する伝言メモ機能はなくて、同様の機能は有料の留守番電話サービスの契約ということですが、携帯電話としては必須の機能がないと言ってもよいでしょう。

【携帯というよりコンピューター的】
このスマートフォン、ソニーエリクソンのXperiaは、電話というよりコンピューターに近いもののような気がします。
ツール類やゲームの他、デスクトップそのものを変更できたり、ツールではタスクマネージャー、実用性はともかくAdobe(アドビ)純正のPhotoshopまであります。
ブラウザも純正以外のものが使用でき、文字入力についてもフリックス入力を採用したものなど、好みのものをインストールすることができます。
しかも、なかなか使えるフリーウェアがたくさんあり、その辺りもコンピューター的要素が強いと思います。

そのおかげか、私は全く違和感なくXperiaに移行できました。
まあ、全体的には操作性なども含めて、まだまだ改良の余地はあると思いますが、基本的にはソフトウェアのアップデートでなんとかなるでしょうし、年内にはiモード対応などもアナウンスされていて、これからの成長を見守りたい気持ちです。

街中でも無線LANで常時簡単にインターネットに接続できるようになれば、ひょっとしネットブックの置換えになるかも、と思ったりします。

【無線LANアダプター】
ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)のスマートフォン、SO-01を使うにあたって、欠かせないハードウェアとして、BUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNがあります。

自宅では、このBUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNを親機モードにして無線LANに接続しています。

事前の情報収集で、通信料を抑えるために、3Gをオフにするという方法を知っていて、そのためのツールAPNdroidを真っ先にインストールしました。
このツールをインストールして、3Gをオフの設定にしておくと、バックグラウンドで自動的に行われるソフトのアップデータのダウンロードが行われなくなります。
必要なソフトのバージョンアップなども、無線LAN経由で行われるので、不便を感じることはありません。

自宅以外でネットを必要とする場面として、例えばDVDレンタルの時映画の情報を検索したい場合など、私は次のようなケチくさい方法を取っています。
ソニーエリクソンのXperiaのブラウザはキャッシュが有効のようで、情報を検索する場合には予めサイトを表示させ、検索語を入力したタイミングで3Gに接続し、検索します。
レビューが表示されたら、3Gを無効にして、後はキャッシュされたデータを見ていきます。
もちろんレビュー全体は読むことはできないかもませんが、最初の1、2行分で大体のところは分かりますから、これでよしとしています。

【音楽】
音楽に関しては、今まで使っていた携帯電話N905iμより遥かに使い勝手がよいと思います。
まず、MP3に対応しているために、今までに作ったデータを再エンコードすることなく使えて便利です。
CDからも簡単にデータを作ることができ、専用ソフト、Media Goで転送します。
この時、アルバムのジャケットを自動的に検索して表示する機能があり、Xperiaに表示させることができます。

どうやら、タイトルや収録曲からアルバムを特定しているらしく、同じアルバムで輸入盤と国内盤が登録されていたり、曲目の表記が違っていると別のアルバムと認識され別々のアルバムとして扱われることもあります。

肝心な音に関しては、今まで使っていた携帯電話NECのN905iμが、携帯電話の内臓のスピーカーからの音に感じるくらい高音質です。
N905iμはイコライザーや低音をブーストしても薄っぺらいおとで、なんとか我慢すれば聴ける、という音質でした。

その点ソニーエリクソンのXperiaには、イコライザー未搭載であるものの、いつも使っているパナソニックの耳掛け式のイヤホンなら、音域のバランスや楽器類とボーカルなどの音の分離もよくて、聴きやすい音質です。
イコライザーを使わない状態で聞ける音質なら、それにこしたことはないわけです。

最後に、バッテリーはあっという間に消耗します。
毎日の充電は必須です。
普段は寝ている間に充電するようにしていますが、朝にはフル充電になった状態にもかかわらず、夕方になるとほぼ使い切っている感じなので、今後の大きな課題だとお思います。

「Google日本語入力」ベータ版が0.9248.0にバージョンアップ

だいぶ古い話ですが、「Google日本語入力」が0.9248.0にバージョンアップしてます。
今回のバージョンアップの一番の目玉は、前回の「Google日本語入力」紹介の記事で書いた、

>ただひとつ残念なことは、IME2003にある英単語変換機能がない点です。

という点が改善され、英単語変換機能が搭載されたことでしょう。
それ以外にもいろいろ改善点はあるのでしょうが、私にはこれが一番ありがたい改良点です。
まあ、IME2003と同じように、総ての英単語が変換されるわけではありません。

しかし、例えば「まんはったんとらんすふぁー」が ManhattanTransfer に変換できたりするのは、中々便利な機能です。

これもネットからデータを収集しているのなら、今後も変換できる単語は増えていくということなのかもしれませんし、正式版になることにはもっと変換できる単語が増えていることを期待したいと思います。

ちなみに、英単語とは全く関係ありませんが、人名はかなり変換できます。
しかし、結構クセがあります。
Joni Mitchellは変換できましたが、ジョニーデップはだめです。
3大ギタリスト、Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Pageは変換できますが、3大テナーは変換しません。
今年のアカデミー主演女優賞兼ラジー賞最悪女優賞のサンドラブロックも変換できませんでした。
Steve Vaiは「すてぃーぶばい」で変換できます。
あばたーでAvatarに変換できますね。
結構変換で遊べたりして。

USBメモリからChromiumOS ZEROを機動

Googleから今年リリースという Chrome OS については、あちこちのサイトで紹介されていますが、どうやらWebブラウザーベースのネットブック専用OSのような感じですね。
Google ChromeプラスGoogle 日本語入力となると、期待できそうな気がします。

現時点でも、オープンソース版のChromium OSなら、ビルド済みのOSイメージとVMware Playerを組み合わせて起動させることができるようで、詳しくは窓の杜の特集をご覧下さい。
ただし、この方法だと仮想マシン上で動くわけで、実際に例えばネットブック上で動いているわけではないですよね。

やはり、実際にネットブックをChrome OS で動作させてみたいという方もいらっしゃるかもしれません。
そういう場合には、僅か約43MBでUSBメモリから機動できる、ChromiumOS ZEROがあります。

ChromiumOS ZEROなら、対応していれば現在使用中のパソコンにインストールされているWindowsの環境そのままで、USBメモリから起動できるというのが大きな特徴になっています。
これなら簡単、気軽に試すことができますよね。
配布形式がイメージファイルなので取り扱いも簡単だし、サイズも約950MBだからUSBメモリに楽々保存できます。

起動した画面のキャプチャを見ていると、私もやってみようかという気になってきます。
このChromiumOS ZEROで、ChromiumOSを体験してみようと思われる方は、窓の杜にChromiumOS ZEROの特集記事がありますので、ご覧になってみて下さい。
ChromiumOS ZEROの特集記事はこちら

ネットブックでGoogleのAndroid(アンドロイド)を動作させる方法

そういえば、確か、去年発売されるとかなんとかのAcer(エイサー)のAndroid(アンドロイド)とWindowsのデュアルブートネットブックはどうなったんでしょうか?
まあ、Acer(エイサー)のマシンはどうであれ、ネットブックでAndroid(アンドロイド)が動くものか?
動くとしたらどんな感じなのか、見てみたいという興味はありますよね。

そうした単なる興味だけではなく、実際にネットブックでAndroid(アンドロイド)を動かしてみようという特集が、IT proで連載されています。

ネットブックででAndroid(アンドロイド)を動かす、といっても元々が携帯電話用に開発されたOSですから、CPUやインターフェイスなどの環境はネットブックとは全く違うので、そう簡単に動かすというわけにはいかないだろう、というのはシロウト目にも明らかです。

ただし、そこはオープンソースで開発が進められているAndroid(アンドロイド)の強み、しっかりx86アーキテクチャPC向けAndroid(アンドロイド)の開発プロジェクトもあるんだそうで、この特集では、そのプロジェクトで開発されているx86用Androidをネットブックに移植しようという試みのレポートとなっています。

この特集では手順を示した図や実際のソースの内容やその解説が丁寧に書かれていますが、正直、誰でも簡単にとはいかない感じです。
やはりある程度Linux(Ubuntu)の知識と経験がある人向けの内容だと思います。

しかし、そのような経験がある人で、ネットブックでAndroid(アンドロイド)を動作させてみたいという人にとっては、かなり利用価値のある特集になっているのではないかと思われますので、上記リンクからサイトを訪れてみる価値は十分にあると思います。

「Google日本語入力」ベータ版が公開

Google(グーグル)が12月3日に、日本語入力ソフト「Google日本語入力」ベータ版を公開しました。
ベータ版ということではありますが、早速インストールしてみました。
Windows 7、Vista、XP、Mac OS X 10.5以上が対応OSだそうです。
インストールは、Google 日本語入力 - ダウンロードから「Google日本語入力 をダウンロード」というボタンをクリックするだけで「Google ツールバー」と全く同じ感覚でインストールできます。

いかにGoogle(グーグル)とはいえ、辞書や変換エンジンはPC側で持っているようです。
まあ、日本語入力のシステムや辞書をWEB上においたら、混雑している時なんかは大変でしょうし、サーバーがダウンでもしてたら使い物になりませんから当然といえば当然でしょう。
ネット上の情報によれば、辞書はほぼ力技でネット上から機械的・自動的に作成したということらしく、実際に変換してみると以下のような結果に。(笑)

新語、専門用語、芸能人の名前なども多数収録されているとのことです。
しばらく使ってみていますが、ベータ版とは思えないくらい使い勝手はいいです。
MicrosoftのIME2003に比べても普段使いには全く支障がありません。
ただひとつ残念なことは、IME2003にある英単語変換機能がない点です。
例えば、IME2003では「まいくろそふと」と入力して変換すると「Microsoft」が候補に入ってるという具合。
これもすべての単語ではありませんが、スペルの分からない英単語でも日本語入力から変換できるのでかなり重宝するので、正式版ではぜひ搭載していただきたい機能です。

ユーザーの入力パターンに合った変換候補が表示される機能(サジェスト機能)や、入力中に次々と候補が表示されます。(予測変換機能)
このあたりも使い慣れてくると入力のスピートが上がることにつながるかもしれません。
ただし、「予測変換機能」が有効なのは、どうも文節単位のようなので、ワタシのようにある程度の長さの文章単位で入力・変換をしている場合にはあまりメリットががないように思います。

面白い機能として、日本語入力中に全角で「hっtp:・・」とタイプしてやれば、入力した段階で自動的に「http://」に変換されますが、これは意外と便利そうです。

いやいや、やはりGoogle(グーグル)は侮れませんななぁ。
この「Google日本語入力」は、当然Google(グーグル)が来年公開するというGoogle Chrome OS(グーグル・クローム・オーエス)の日本語入力システムとして採用されるのでしょう。

もう、IME2003に戻す必然性もないような気がするので、このまま「Google日本語入力」使おうかという気にもなります。

Google Chrome OS のオープンソース版 Chromium OS

Googleがオペレーティングシステム「Chrome OS」を発表しましたたね。
Chrome OS では、ブラウザー Google Chrome を利用する、LinuxベースのOSで、いかにも Google らしく、Webアプリケーションを利用する OS らしいのです。
何と、ローカルのアプリケーションは利用できないとのことで、まさにネットブックには最適なOSかもしれません。

今のところ、Chrome OS そのものは公開されていないようですが、ソースコードは「Chromium OS」がオープンソースプロジェクトとして公開されているので、一般のPCにインストールして試すことはできるようです。

しかし、ソースコードからビルドするのは中々大変ですよね。
実は、仮想ディスクイメージ(VMDKファイル)がコミュニティサイト gdgt から入手できるようなので、試し見る場合はこのファイルをダウンロードして、フリーの仮想PCソフト VMware Player などで実行できると思います。

まあ、そこまではしなくてもChrome OS は一体どういうものなのか、ということを知りたい、という方には、ユーチューブ(YouTube)にとても面白い動画がありますので、ご紹介しておきます。
もちろん英語なのですが、画面を見ながらだと「うんうん」とうなずきながら、何となく話の内容が分かってしまうような気がします。
殆どのユーザーがまずブラウザを立ち上げるだろうから、それならブラウザがOSなら、それでよかろう、というのには妙に納得させられました。

GoogleがLinuxベースのOS Google Chrome OS を発表

AcerがGoogleが携帯電話用OSとして開発したアンドロイド(Android)をOSとして採用した10.1の型ネットブックを発売(結局はWindows XPとのデュアルブート)というニュースを聞いて、いずれソフトが揃えば、アンドロイド(Android)単体で動作するネットブックが出てくるのか?

と思っていたら、LinuxベースのOS Google Chrome OSを発表しました。
まあ、Google Chrome OSを搭載したパソコンの発売は来年2010年後半と言うことですから、1年以上先、まだまだ何が起きるか分かりませんね。
それにしても、アンドロイド(Android)搭載ネットブックは一体なんだったのか……

Google Chrome OSは「オープンソフトウェアでありコストなしで利用できる」ということですので、Google Chrome OSのみ搭載したネットブックなら、低価格化が期待できます。
更に、Googleの場合、メーラーとしてGmail、ブラウザはもちろんGoogle Chrome、その他の文書作成、表計算、プレゼンテーションは既にGoogleドキュメントが無料で提供されています。

基本的なスペックがそれほど高くなく、外出時に持ち出すことが前提のネットブックにとっては、オフィス系のソフトをインストールしておくより、必要なときにネット上で編集するという風に割り切った使い方はアリだと思います。
もちろん、Google Chrome OSはWindowsのように、なんでも処理できる能力を持ったOSではない可も知れませんが、起動が早く、ネットブックでも軽く動作する、そういうOSであって欲しいと思います。

う~む、ここのところ何となく面白さを感じなくなっていたネットブックも、これでまた面白くなってきそうです。
Google Chrome OSは実際に手に入れるまであれこれ考えている楽しみを提供してくれそうです。

ついにAcerがAndroid搭載のネットブックを発表

COMPUTEX TAIPEI(台北国際コンピュータ見本市/台北國際電腦展) でかねてより検証中とされていた、AtomベースのネットブックにOSとしてAndroidを採用したモデルを第3四半期に出荷開始すると発表し、10.1型の「Aspire one D250」も公開したということです。

気になるパフォーマンスですが、BIOS等のブートアップを含んだ起動時間は約18秒で、システムの終了は1秒だそうです。
その、実機による起動と終了の動画がPC Watchに掲載されているので、ご覧になってみてください。

それと、Androidそのものは携帯電話用に開発されたOSですから、コンピューターでもネットの閲覧はできるのか、というのも気になるところですが、標準搭載されているブラウザでは、やはり、スマートフォンとして認識されることにより、スマートフォン向けのサイトが表示されるサイトも一部あるようですが、やはり標準で搭載されているFirefoxで閲覧すればYouTubeなどのPC用サイトの閲覧も問題ないようです。

こうなると関心は無料のAndroidを採用したことで生じる、ULCPC版Windows XP Home Editionとの差額が本体価格にどのように反映されるか、ということですが、残念ながら現時点では Windows機より安くなるかどうかは未定ということです。

いずれにしても、私は触手にピクピクきます。

HPとASUSがネットブックのOSにGoogleのAndroid(アンドロイド)採用か?

Android(アンドロイド)は元々携帯電話向けのプラットフォームで、2007年11月にGoogleが無償で提供すると発表しました。
Android(アンドロイド)には

・OS
・ミドルウェア
・ユーザーインターフェース
・Webブラウザ
・電話帳

といった、標準的なアプリケーションが装備されていて、マイクロソフトのWindows Mobileや英シンビアン社のSymbian OSに似ているということです。

元々が携帯端末用なので、ネットブックとの相性もよさそうですが、携帯端末とネットブックとではディスプレイの解像度も違うし、実行するアプリケーションも全く違ってくると思うのでネットブックに導入してもちゃんと動作するんでしょうか?

そもそも、携帯電話や携帯端末では動作させるアプリケーションもある程度限定されるでしょうが、ネットブックはれっきとしたコンピューターですから、フルスクリーンでの動画の再生やPC用のオンラインゲーム、Microsoft Officeなどを動作させたりするわけですから、ネットブック用のOSとして十分な性能があるのかどうか。

まあ、その辺を検証中ということなのでしょうが、元々が無償ということでAndroid(アンドロイド)搭載機はWindos XP搭載機より格安になることは、間違いないでしょう。
デルも「Inspiron Mini 9」に、Debian GNU/LinuxをベースのUbuntu 8.04を搭載したモデルがあって、特別価格39,980円です。

もし、Android(アンドロイド)搭載機がHPかASUSから、HDD160GB、メモリ2GBで同じくらいの価格のものが発売されたら、私は衝動買いしてしまいそうです。
価格もですが、Linuxベースのコンピューターは使ったことがないので、そういった興味の方が大きいのです。

さて、どうなるか。
ネットブックはまだまだ目が離せない気がします。

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