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2009年04月

DELLから3機種目のネットブック Inspiron Mini 10

デルの「Inspiron Mini 10」は、型番空も分かるように10.1型ワイド液晶を搭載したネットブックです。
このデルの「Inspiron Mini 10」は、CPUに多くのネットブックが採用している、Atom N270(1.6GHz)ではなく、Atom Z530(1.6GHz)か、Atom Z520(1.33GHz)に、チップセットとして、System Controller Hub US15Wを組み合わせているのが特徴です。
とはいっても、ユーザー側から見ると、違いがよく分からないという感じです。
なんでも、、Atom ZシリーズはTDP(設計上想定されるマイクロプロセッサの最大放熱量)がAtom N270に比べて若干低いのだそうです。

カラーバリエーションが多彩で、

オブシディアン・ブラック
パール・ホワイト
チェリー・レッド
プリティ・ピンク
(以下は直販モデルのみに設定)
ジェイド・グリーン
アイス・ブルー

の6色で、さすがこの辺は大手メーカーという感じですね。

ディスプレイは、16:9の10.1型ワイド液晶なんですが、解像度を1,024×576ドットと1,366×768から選べるというのが珍しいですね。

後面白そうな機能としては、タッチパッドが操作する指の数で別の機能を割り当てることができる、という点でしょうか。(実用的かどうかは別として。)
どういう風になっているのか調べてみると、1本指、2本指、3本指でのタッピングに、それぞれ別の機能を割り当てることができるようです。
更に、

・2本指によるピンチ操作(拡大・縮小・回転)
・3本指でのスワイプ操作
・パッドを手のひらで覆う(カバージェスチャ操作)

に機能をの割り当てができるようです。
これって、iPhoneの機能として紹介されているのと似ている感じです。
まあ、繰り返しになりますが、便利かどうかはなんとも言えません。

あと、面白そうなのは、HDMI端子付き、ということでしょうか。
でも、私個人としては、ネットブックを大型液晶テレビにつないでネットを見るというのは、そのメリットがよく分かりません。
あ、YouTubeの映像を大画面で見ることができる、というのはいいかもしれないですね。
最近はHQの画像も増えてきていますから、これはいいかも?

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ10.1型ワイド(画面解像度1,024×576・1,366×768ドット)
バッテリ稼働時間約3.1時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g・Bluetooth 2.1(オプション)
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.17kg(最小構成)
サイズW261×D182.5×H25.3~28mm
USBボート×3
SDメモリーカード/MMC/メモリースティック

ワンセグ対応ネットブック「MTシリーズ」が工人舎から

4月下旬に10.1型液晶のワンセグ対応のMTシリーズが工人舎から49,800円で発売だそうです。
本体色がブラック(MT6KX16AR)とホワイト(MT6WX16AR)2色。
最近カラフルなネットブックが多い中シンプルな構成ですね。

8.9型モデルの「MLシリーズ」の液晶を大型化して10.1型にしたもののようで、スペックはほぼ同じ、大型化したことでキーピッチが17.5mmになっています。
リチウムイオン・バッテリで駆動時間が約5.2時間と最近のモデルでは標準的。

う~ん、ネットブックでワンセグですか。
携帯より大きい画面でワンセグを楽しみたい方にはいいかもしれませんが、私には必要ない機能です。
その他の主な仕様は次のようになっています。

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ10.1型(画面解像度1,024×576)
バッテリ稼働時間約5.2時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home
重量約1.2kg
サイズW266×D202×H22.3~33mm
USBボート×2
SDカード(SDHC)/MMC/メモリースティックスロット

HPとASUSがネットブックのOSにGoogleのAndroid(アンドロイド)採用か?

Android(アンドロイド)は元々携帯電話向けのプラットフォームで、2007年11月にGoogleが無償で提供すると発表しました。
Android(アンドロイド)には

・OS
・ミドルウェア
・ユーザーインターフェース
・Webブラウザ
・電話帳

といった、標準的なアプリケーションが装備されていて、マイクロソフトのWindows Mobileや英シンビアン社のSymbian OSに似ているということです。

元々が携帯端末用なので、ネットブックとの相性もよさそうですが、携帯端末とネットブックとではディスプレイの解像度も違うし、実行するアプリケーションも全く違ってくると思うのでネットブックに導入してもちゃんと動作するんでしょうか?

そもそも、携帯電話や携帯端末では動作させるアプリケーションもある程度限定されるでしょうが、ネットブックはれっきとしたコンピューターですから、フルスクリーンでの動画の再生やPC用のオンラインゲーム、Microsoft Officeなどを動作させたりするわけですから、ネットブック用のOSとして十分な性能があるのかどうか。

まあ、その辺を検証中ということなのでしょうが、元々が無償ということでAndroid(アンドロイド)搭載機はWindos XP搭載機より格安になることは、間違いないでしょう。
デルも「Inspiron Mini 9」に、Debian GNU/LinuxをベースのUbuntu 8.04を搭載したモデルがあって、特別価格39,980円です。

もし、Android(アンドロイド)搭載機がHPかASUSから、HDD160GB、メモリ2GBで同じくらいの価格のものが発売されたら、私は衝動買いしてしまいそうです。
価格もですが、Linuxベースのコンピューターは使ったことがないので、そういった興味の方が大きいのです。

さて、どうなるか。
ネットブックはまだまだ目が離せない気がします。

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