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2009年07月

ソニーからネットブックVAIO Wが発売

ソニー(VAIO) VAIO Wシリーズ W119 ピンク 10.1型ウルトラワイド XP Home VPCW119XJ/P

ソニーから、VAIOブランド初なるネットブックVAIO Wシリーズが発売されます。
ソニーからは、既にVAIOブランドでVAIO type Pが発売されていますが、ディスプレイサイズ、CPU、OSなど仕様的にはネットブックではありません。
それに対した、VAIO Wはごくまっとうなネットブック仕様となっています。
直販価格も59,800円と、一般的なネットブックの価格帯に収まっています。

しかし、さすがVAIOというか、一般的な10.1型ながら、液晶パネルは画面解像度は1,366×768ドットと、一般的なネットブックに比べて高解像度のものです。
これくらいの解像度だと、余裕がありそうで、使い勝手は良いのではないでしょうか。

更に、DLNA対応のホームネットワークソフト「VAIO media plus」が標準インストールとなっていて、他のPCやDLNA対応のAV機器とネットワーク経由でSD解像度の動画や静止画、音楽の共有、再生ができるというのは、これまでのVAIOシリーズの資産を活かした、他のネットブックとは違うメリットをアピールするものですね。

CPUAtom N280(1.66GHz)
メインメモリ標準2GB
ディスプレイサイズ10.1型(画面解像度1,366×768)
バッテリ稼働時間約3.5時間
ネットワーク機能100BASE-TX有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR
記憶媒体HDD(160GB)
OSWindows XP Home Edition SP3
重量約 1.92 kg(バッテリー装着時)
サイズW幅267.8×D179.6×H27.5mm~32.4mm
USBボート×2
カードリーダー:メモリースティック Duo、SDメモリーカード(MMC)

GoogleがLinuxベースのOS Google Chrome OS を発表

AcerがGoogleが携帯電話用OSとして開発したアンドロイド(Android)をOSとして採用した10.1の型ネットブックを発売(結局はWindows XPとのデュアルブート)というニュースを聞いて、いずれソフトが揃えば、アンドロイド(Android)単体で動作するネットブックが出てくるのか?

と思っていたら、LinuxベースのOS Google Chrome OSを発表しました。
まあ、Google Chrome OSを搭載したパソコンの発売は来年2010年後半と言うことですから、1年以上先、まだまだ何が起きるか分かりませんね。
それにしても、アンドロイド(Android)搭載ネットブックは一体なんだったのか……

Google Chrome OSは「オープンソフトウェアでありコストなしで利用できる」ということですので、Google Chrome OSのみ搭載したネットブックなら、低価格化が期待できます。
更に、Googleの場合、メーラーとしてGmail、ブラウザはもちろんGoogle Chrome、その他の文書作成、表計算、プレゼンテーションは既にGoogleドキュメントが無料で提供されています。

基本的なスペックがそれほど高くなく、外出時に持ち出すことが前提のネットブックにとっては、オフィス系のソフトをインストールしておくより、必要なときにネット上で編集するという風に割り切った使い方はアリだと思います。
もちろん、Google Chrome OSはWindowsのように、なんでも処理できる能力を持ったOSではない可も知れませんが、起動が早く、ネットブックでも軽く動作する、そういうOSであって欲しいと思います。

う~む、ここのところ何となく面白さを感じなくなっていたネットブックも、これでまた面白くなってきそうです。
Google Chrome OSは実際に手に入れるまであれこれ考えている楽しみを提供してくれそうです。

ネットブックとWindows 7

まだ先だと思っていたWindows 7ですが、なんかバタバタと発売日が決まりつつあるようで。
海外では10月22日発売ということですが、日本での発売日は7月7日に発表されるそうです。
ネットでは、VISTAに比べて軽いとか、評判は上々のようですが、余り「よいよい」と言われると、ヒネくれものの私は「提灯記事か?」と勘ぐってしまいます。

で、Windows 7が本当に軽いのなら、ネットブックにWindows 7をインストールするというのはどうだ?
と考えてしまうわけですが、調べてみるとこれが中々一筋縄ではいかない模様。
まず、Windows XPからは上書きでのインストールは不可ということです。
つまり、クリーンインストールが必要ということですね。
まあ、ネットブックでそう複雑な作業や、多量のデータを保存するつもりのないのでそれでもかまわないような気がしますが(まだ使ってないのでなんともいえませんが……今までのことを考えるとあっという間に多量データを保存してしまいそうな気もします。)

Windows 7を上書きインストールできるのは、Windows VISTAからのみ、ということです。
ところで、Windows XPからWindows VISTAへは上書きインストールができるということなので、現在使用中のWindows XPの環境をそのまま引き継いでWindows 7にしようと思うと、Windows XP→Windows VISTA→Windows 7という2段階でのアップグレードとなるわけです。

そのために、いまからわざわざWindows VISTAを買うのもどうかという気がしますが……
amazonでは、エム・コーポレーション というところが販売している、Windows Vista Ultimate 32bit SP1 の Windows7アップグレード権付 DSP版の価格が 26,880円です。
このアップグレード権を使って、Windows 7にアップグレードするためには実費3000円がかかるようです。
Windows 7のUltimateのアップグレード版の参考価格が28,140円前後ということですから、Windows 7へのアップグレード権付きのWindows VISTAとの価格差はごくわずかということになります。

で、あれこれ考えていると、最後に行きつくのは「ネットブックにWindows 7は必要なのか」ということです。

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