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2008年12月

NEC LaVieシリーズについて

NECのノートパソコン、LaVie(ラヴィ)シリーズは1995年、Windows 95発売が発売されたのに合わせ、デスクトップPCのPC-9821シリーズのノートパソコン版として「98NOTE Lavie」の名称で発売されました。
その後、1997年に従来のNECの独自仕様から、PC/AT互換機仕様になりました。
最初のPC98-NX以降、LaVieシリーズはパーソナルユーザーを対象としたノートパソコンとして販売されています。

ASUSからネットブック「Eee PC S101」のスパークリングピンクモデルが数量限定発売

ASUS Eee PC S101 EEEPCS101-PIK003X スパークリングピン EEEPCS101-PIK003X
Eee PC S101 スパークリングピンク

12月21日からASUSTeKのネットブック「Eee PC S101」のスパークリングピンクモデルが数量限定で発売されます。
価格は69,800円です。
この、スパークリングピンクは、日本市向けに1,500台が冬季限定カラーとして、発売されるそうです。
2009年1月31までに購入すれば、抽選で150名にピンク色の特製キャリングケースとスワロフスキーのデコレーションシールが当たるということです。
主な仕様と機能はオリジナルのS101と同様で、SSDが独自技術の起動高速化「XpressPath」の搭載で、OSの起動時間が20秒以下に短縮できるということです。
また、動作音が25dBと静音性の高さをアピールする製品です。

ASUS EeePC 900-X用増設SSD

  • 2008-12-15 (月)
  • ASUS
BUFFALO Eee PC 901-X 専用 内蔵SSD 32GB SHD-EP9M32G
SSD 32GB SHD-EP9M32G
BUFFALO Eee PC 901-X 専用 内蔵SSD 64GB SHD-EP9M64G
SSD 64GB SHD-EP9M64G

初代ネットブックのEee PC 4G-Xは、ストレージとして使用されているSSDの容量が4GBのオンボードメモリだったために、増設不可で、これがネックとなって今ひとつ触手が動きませんでした。
ASUS EeePC 900-Xではメモリ構成がオンボード4GBに加えて、8GBのSSDがメモリスロットに取り付けられています。
これを交換して容量を増加させることができるようになったことで、メモリ容量の少なさで、私の選択肢から外れるということはなくなりました。

対応しているSSDはバファローから発売されている、容量が32GB、64GBの2機種があります。
元々搭載されているSSDと交換することで、合計の容量はそれぞれ、36GB,68GBとなり、HDD搭載モデルに比べれば容量が少ないものの、外出時に持ち出すサブマシンと考えれば十分な容量だと思います。

ASUS EeePC 900-X シャイニーホワイト EEEPC900XSW

  • 2008-12-14 (日)
  • ASUS

EeePC 900-Xseries 16GBフラッシュメモリドライブ搭載 シャイニーホワイト EEEPC900XSW
EeePC 900-X EEEPC900XSW

CPUCeleron M 353(900MHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約4.3時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体SSD(4GB+8GB)
OSWindows XP Home
重量0.99kg
サイズ224×170×20
USBボート×3
マルチカードリーダ
カメラ(30万画素)

今日は、家電量販店でASUSTek ノートPC EeePC 900を見てきました。
記憶メディアとしてSSD(Solid State Drive)のみを使用したネットブックで、容量はシステムドライブ16GBとなっています。
HDD内臓タイプに比べて、ボディーも小型のため、屋外へ持ち出す機会が多い人には重宝しそうです。
意外なことに、SSDだからといってHDDモデルに比べてそれほどソフトの起動速度が速いと感じませんでした。
もちろん、正確に計測すれば、起動は早いのかもしれませんが……

ディスプレイは、acer Aspireone AOA150-Bwでも書きましたが、液晶がノングレアタイプで、少々無理な角度からの視認性も十分です。
ただし、necのLaVie Lightもそうですが、ノングレアタイプは視認性がよい代わりに、コントラストがやや悪く、彩度が低い感じ。
acer Aspireoneの方が圧倒的に発色が綺麗です。
見た目の綺麗さを選ぶか、屋外で使うことが多いなら無反射であらゆる角度からの見やすさを選ぶかというところでしょう。

問題はキーボードです。
本体全体を小型にしたのはいいと思うのですが、キーボードのサイズも当然小型化の犠牲になっています。
何度か試しましたが、私のスキルではこの機種でのタッチタイピングはかなり苦しい感じ。
キーボードを目で追いながらのタイピングは結構疲れます。
コンピューターを使っていて目が疲れるということは、ある程度の原因はタッチタイプではなく目でキーボード追いながら、ディスプレイと視線が行き来することの影響もあるのではないかと以前から思っているのですが、この機種はまさにそんな感じで、ディスプレイだけ見ながら作業するというわけにいかず、目が疲れそうです。
私は、ブラウザで前のページに戻る場合は、BackSpaceキーを使うのですが、このキーボードはキーが小さく狙って叩く感じなり、ストレスがたまりそうです。

あと、これは私個人の好みの問題ですが、タッチパッドが本体のエッジ部分にまであり、そのために本体を閉じてもボタンが少し出ている状態になります。
本体を開けるとき、中央部分に指をかけて開けようとすると、このボタンを押してしまう格好になります。
それで別になんら影響はないのかもしれませんが、開ける力で毎回ボタンを押してしまうのは精神衛生上よくないので、他メーカーの機種のようにわずか数ミリ内側に配置してはいかがでしょう。

意外です、買うならこれかと思っていたのですが、やはりよく現物をチェックして見ないと分からない部分があるものです。

日本エイサーからAspire oneのOffice Personal 2007搭載モデル

エイサー モバイルパソコン Aspire one(シーシェルホワイト・Officeモデル) AOA150-BWDOM
シーシェルホワイト AOA150-BWDOM
エイサー モバイルパソコン Aspire one(コーラル・ピンク・Officeモデル) AOA150-BPDOM
コーラル・ピンク AOA150-BPDOM
エイサー モバイルパソコン Aspire one(ゴールデン・ブラウン・Officeモデル) AOA150-BCDOM
ゴールデン・ブラウン AOA150-BCDOM
エイサー モバイルパソコン Aspire one(ギャラクシーブラック・Officeモデル) AOA150-BKDOM
ギャラクシーブラック AOA150-BKDOM

元々は12月下旬とアナウンスされていた日本エイサーからAspire oneのOffice Personal 2007プリインストールモデルが、12月13日に発売されましたね。
なんといっても、実売価格59,800円でありながら、Office Personal 2007プリインストールというコストパフォーマンスの高さはすごいです。(近くの家電量販店ではNECのLaVie Light BL100/RAの価格が64,800円です。)
やっぱりユーザーの要望が強く発売時期が早くなったということですが、2009年1月末までの限定出荷ということです。

Office Personal 2007がプリインストールされたこと以外に仕様などの変更はないようです。
Office Personal 2007ですから、Microsoft Word 2007、Excel 2007、Outlook 2007の組み合わせということになります。

マウスコンピューターについて

マウスコンピューターは、デスクトップ、ノート、キューブ等のパソコンなどを製造・販売しているメーカーです。
マウスコンピューターの特徴としては、大手パソコンメーカーの同様のスペックの機種に比べて低価格に設定されていることと、全製品を国内製造していることがあげられます。

とはいっても、これは他の大手メーカーも含め日本のメーカーは同じですが、ケースや電源ユニット、その他のパーツは殆どが台湾等の海外製で、国内家電メーカーの日本国内の工場で依託製造しているので、国内製造ということのようです。

大阪などにはショップもありますが、自社ブランドでの販売だけでなくショップブランドのパソコンのOEM元でもあるため、ショップブランドのコンピューターを買ったらマススコンピューター製だったということもあるようです。

Gatewayからネットブック LT1001j 新発売

Gatewayもネットブックに参入ですね。
発売は12月中旬で、オープンプライス(店頭予想価格は4万円台)、ケーズホールディングスと上新電機が取り扱うそうです。

主なスペックは

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
バッテリ稼働時間約3時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(160GB )
OSWindows XP Home
重量1.06Kg
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(30万画素)

MSIについて

MSI(エムエスアイ)は正式名称を MicroStar International という台湾のコンピュータ製造会社で、1986年に設立されました。
中国語での名称は 微星科技で、1999年には日本法人も設立されています。

元々マザーボードメーカーとして知られていて、その他にもストレージデバイス、ビデオカード、音響機器なども製造しています。
OEMとしても他社に製品を提供していて、AMD(ATI)やNVIDIAの製品もMSIで製造しており、2001年にはビデオカード生産量が世界一位となりました。
コンピュータの自作派にとっては、MSIのマザーボードは、オーバークロックする場合に使いやすいので有名です。
また、OEM先としては、NEC、マウスコンピューター、ドスパラ(サードウェーブ)、フロンディア(Kouziro)等にベアボーンの製品やマザーボードを提供しています。

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェルホワイト

  • 2008-12-09 (火)
  • acer

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェルホワイト
acer Aspireone AOA150-Bw シーシェルホワイト

CPUAtom N270(1.6GHz)
メインメモリ標準1GB(最大1GB)
ディスプレイサイズ8.9型(画面解像度1024×600)
外部ディスプレイ出力記載されていません
バッテリ稼働時間約3時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体HDD(120GB )
OSWindows XP Home
重量1.1Kg
サイズW249XD170XH29mm
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(30万画素)

今日は家電量販店でacer Aspireone AOA150-Bwを見てきました。
ディスプレイ上では白く見えますが、シーシェルホワイトという名称のとおり、パールホワイトで中々綺麗かつ高級感もあります。
外に持ち出す用途が多くなると思いますから、擦る、ぶつける機会も多くなるでしょう、最近の携帯も傷がつきにくい素材でできているように、acer Aspireoneの素材もそうであればいいのですが……。

天版は手前に向かってカーブしていて、薄く感じるアップルのApple MacBook Airと同じようなコンセプトのデザインなのも好感もてます。
キーボードも思ったより打ちやすく、腰をかがめての不振全な姿勢でしたが、タッチタイピングで十分使えそうです。
色んなソフトを起動させてみましたが、ストレスなく起動するし、動作も軽快で問題ありません。

画面の解像度は1024×600ですが、さすがにデスクトップに並んだアイコンの文字は私には読みづらいものがありました。
画面といえば、このacer Aspireone AOA150-Bwのディスプレイは、光沢のあるタイプです。
屋内でも天井の照明や、周りの景色が映りこんでちょっと見づらいくらいですから、屋外で使うとどうでしょうね。
asusのeee PC 900-Xのようなノングレアタイプのディスプレイの方がいいように思いました。
また、acer Aspireone AOA150-Bwは視野角がかなり狭い印象で、真正面を少し外れた角度から見ると極端にコントラストが落ちて見づらくなります。
asusのeee PC 900-Xは、かなり無理のある角度からでもしっかりと見えるので、ディスプレイはこちらの方が好ましいと思います。

今日見た家電量販店では価格はasusのeee PC 900-Xが49800円、acer Aspireone AOA150-Bwが54800円と5000円の価格差ですが、ハードディスクを内蔵しながら、軽くてデザイン的にも綺麗だし、選択する価値は十分にあると思いました。

acerについて

  • 2008-12-08 (月)
  • acer

acer(エイサー)は Acer Inc. という、台湾の会社ですが、ASUSと並ぶマザーボードなどのパーツ、周辺機器メーカーとして知られていています。
ちなみに、繁体字では 宏碁股?有限公司と表記されます。
傘下には、マザーボード、CD-R/RE、DVD±R/RWドライブ等で知られているAOpen、私も使っていますが、ディスプレイのBenQがあり、OEM事業では大手メーカー(NEC、日立、富士通等)にマザーボードやコンピューターを提供しています。
日本法人も1988年に設立されています。

レノボがネットブックに参入

Lenovo レノボ・ジャパン IdeaPad S10e ホワイト 4068AGJ
IdeaPad S10e ホワイト 4068AGJ

レノボ・ジャパンもネットブックに参入ですね。
「IdeaPad S10e」が2008年12月6日発売です。
コンシューマー向けとして欧米で販売している「IdeaPad」ブランドののネットブック。

特徴としては、

1.「クイックスタート」機能により、Windowsを立ち上げなくてもメールやブラウザーが使用可能。
2.液晶はLEDバックライト採用の16対9の10.1型ワイド(1024×576ドット)
3.ExpressCard/34スロット

などが挙げられます。
主な仕様は、

CPUAtom N270(1.60GHz)
メインメモリ1GB
HDD160GB
OSWindows XP Home Edition
無線機能IEEE802.11b/g無線LAN
Bluetooth
130万画素Webカメラ
USBポート×2
稼働時間標準の6セルバッテリーで約5.3時間
サイズW250×D196×H 36(mm)(最薄部は22mm)
質量約1.38kg

となっており、直販価格は5万4800円からとなっています。
本体色は、「ホワイト」「ブルー」「ピンク」(ブルーとピンクは2009年春発売予定)で、写真で見る限りでは質感もよさそうだし、まずは現物を見てみたいところです。
他機種に比べると若干重いか?

ASUS Eee PC 4G

  • 2008-12-06 (土)
  • ASUS

ASUS ノートパソコン「Eee PC 4G-X」 EEEPC4G-BK003X
ASUS Eee PC 4G-X

CPUCeleron M(630MHz)
メインメモリ標準512MB(最大2GB)
ディスプレイサイズ7型(画面解像度800×480)
外部ディスプレイ出力1280×1024
バッテリ稼働時間約3.2時間
無線LAN/ワイヤレス機能802.11b/g
記憶媒体SSD(4GB )
OSWindows XP Home
重量920g
サイズW225XD164XH22mm
USBボート×3
SDカードリーダ
カメラ(30万画素)


当初は「モバイルインターネットデバイス」と呼ばれていた、初のネットブックにしてブームの火付け役となった製品です。
仕様も現在のネットブックとは異なり、CPUがCeleron Mであったり、ディスプレイの解像度も決して十分とはいえませんが、そのサイズと軽さ、そして何より価格の安さが大きなメリットであり魅力となり、予想外のセールスで他のベンダーもネットブックに参入するきっかけを作りました。

実際に使ってみると、価格が価格だけに質感はプラスティックそのものという感じで、最近の高級感溢れる国産ノートからすると見劣りはします。
ディスプレイもちょっと見ると綺麗なのですが、実際に使おうとすると私くらいの年齢になると、文字が小さくシャープさにも欠けるので、テキストはかなり見づらい感じです。
文字サイズを大きくすればいいのですが、レイアウトが崩れスクロールしなければならなくなり、それはそれでわずらわしい感じ。

メインメモリ容量が4GBと小さいのですが、このサイズ、重量は秀逸で外に持ち出してネットをメインに利用するという目的なら、OSがXPということもあり、普段使っているツールやソフトがそのまま稼動するというのは大きなメリットです。

ASUSについて

  • 2008-12-05 (金)
  • ASUS

ASUSと一般には呼ばれていますが、正式名はASUSTeK Computer Inc.でASUSはアスースと発音します。
台湾の繁体字表記では「 華碩電腦股?有限公司」となります。
本社は台湾の台北市にあって、元々はPCパーツや周辺機器のメーカーとして知られています。
ASUSという名はPegasusににちなんでいて、日本法人としてアスース・ジャパン株式会社があります。

1989年設立されて以来、マザーボードメーカーとして高く評価されており、日本のメーカーにパソコン用マザーボードの供給実績もあり、ソニー、アップル、ヒューレット・パッカード、エプソンダイレクトなどへの部品を供給しているメーカーでもあります。

ネットブック「Eee PC」が(予想外にも)売れたため(?)、製品の販売、サポート、マーケティングに力を入れており、製造部門はPegatronという別会社になりました。
私も自作を始めてから、ずっとASUSのマザーボードを使用しおり、ソケット370のマザーボードであるCUBXは現役で活躍中です。

現在のメインマシンのマザーボードはASRock製なのですが、このブランドはASUSのサブブランド(子会社)で、ASUSブランドとするには色々ふさわしくないと思われるイレギュラーなマザーボードを製造しています。

現在使用中のマザーボードは、4coreDual-VSTAというもので、LGA775で製品名どおり、Quad Core(FSB 1066MHz)まで対応していながら、ATA、PCI、AGPとPCI-Express、DDRとDDR2ソケット等が混在した不思議なマザーボードで、手持ちのパーツが使えるためつなぎにと使っています。

デルがモバイルノートを値下げ

DELL Inspiron Mini 12 プレミアムパッケージ 12.1インチ/VistaBasic/1GB/60GB/ウェブカメラ/Bluetooth
DELL Inspiron Mini 12 プレミアムパッケージ


12.1型液晶搭載モバイルノート「Inspiron Mini 12」を最大35,000円値下げ。

新価格は次のとおり。

プレミアムパッケージ:89,990円-->59,980円
プラチナパッケージ :99,980円-->64,980円

3万円以上の値下げです。
ULCPC版のWindows Vistaを搭載したInspiron Mini 12はモバイルノートなのにキーボードが大きめなのが特徴の薄型のノート。
この値下げで新価格はネットブックの中心的な価格帯に入りましたが、ネットブックはOSがWindow XPなのに対し、Windows Vista を搭載してこの価格というのは、KOUZIROのFRNU302/BKと同じような仕様で、ネットブックの新しい流れとして中々魅力ではないでしょうか。

主な仕様(下位モデル)は

CPUAtom Z520(1.33GHz)
メモリ1GB
1.8インチHDD 60GB
OSWindows Vista Home Basic
無線LANIEEE 802.11b/g
カードスロットSDカード(SDHC)
MMC
メモリースティック(Pro)
USB 2.0×3
Ethernet
Bluetooth V2.1+EDR

ボディカラーは、パール・ホワイト、オブシディアン・ブラック、プリティ・ピンク(新追加)、チェリー・レッド(新追加)。
Tristan Eaton氏デザインの5種類の天板も6,300円の追加で選択できるなど、大手ベンダーならではのバリエーションの多さも特徴といえます。

ネットブックの規格について

ネットブックはどんな仕様でもメーカーが独自に作れるか、というと当然作れると思うのですが、そうするとインテルやマイクロソフトがネットブック向けに低価格で提供している製品やライセンスの提供を受けることができなくなり、価格が高くなるという結果になります。

Inteが定めたネットブックの規格によると、
CPU:Atom N270(デュアルコアCPUのAtom 330はデスクトップ用のため規格外)
液晶サイズ:10.2インチ以下
光学ドライブ (CD/DVD) :非搭載
最大メモリー容量:2GB
Microsoftの低価格PC(ULCPC:Ultra-Low-Cost PC)用廉価版Windows XP Home Editionライセンスは
内蔵ストレージ容量:HDDが160GBまで
         :SSDは16GBまで
のいずれか。

というスペックのものにしか適用されないということです。
最近のニュースによればディスプレイサイズについては緩和されてきているという話ですが、これはあくまで特定の機種の話で、他のメーカーの全ての機種に適用されるようになるかは不明です。

この規格があるために、どのメーカーのネットトップも同じようなスペックになってしまいます。
違いはメモリ容量やSSDかHDDなのか、ディスプレイサイズが少し違うくらいです。

KOUZIROがネットブックFRNU302/BKを2008年11月28日発売

KOUZIROもネットブックに参入しましたね。

FRONTIER 10.2型ミニノート FRNUシリーズ 10.2型/XP Home/Atom/1GB/120GB/Office無し/無線LAN搭載

FRNU302/BKの仕様は

ディスプレイ10.2型ワイド液晶
解像度1024×600
CPU1.60GHzのAtomプロセッサN270
メインメモリー1GB
サイズW258×D189×H28mm
重量1.29kg
バッテリー駆動時間約2.25時間
IEEE802.11b/g無線LAN
マルチカードリーダー
ハードディスク/OSはBTOで選択可能

となっています。

基本モデルには120GBのハードディスクにとWindows XPを搭載していて、直販価格が49,800円で、ハードディスクが160GBのプレミアムモデルは64,800円、更にハードディスクが120GBでOSがWindows Vista Home Basicというモデルがあり、こちらの価格は52,980円です。

ネットブックというと、特別なライセンスで提供されるというWindows XPモデルが殆どですが、VISTAを搭載してこの価格というのは中々微妙なところですね。

ネットブックが安い理由を考えてみると

最初に発売された asus のeeepcは液晶が800*600(カーナビ用液晶を流用したという話もあります)で、ちょっと見は綺麗なのですが、いざメールなどを読もうとすると結構読みづらいものがありました。
もちろんフォントサイズを大きくすればいいのですが、そうすると表示できる範囲が極端に狭くなり、スクロールさせながら読むのは中々大変な感じでした。
低価格とコンパクトなサイズのために、ディスプレイの性能が犠牲になった感がありましたが、さすがに後継メーカーやasusの後継機はディスプレイ周りを強化しています。

ネットトップはそのスペックからして、外出時に移動しながら使用することを前提にしていると思いますが、サイズはいいとして重量はサイズに見合っただけ軽くなっているか、というとそうは言えないと思います。
例えば、パナソニックの 10.4型ディスプレイ搭載のLet's Note RはサイズがW229 mm×D187 mm×H(最大)42.5 mmで重量がバッテリー込で930gです。
これに対して例えば、2008年11月19日から受注開始となった、10.2型ディスプレイ搭載のエプソンダイレクトのEndeavor Na01 miniは、W266×D184.7×H39mmとほぼ同サイズなのに重量は約1.28kgあります。

Let's Note Rは天板等に高価なマグネシウム合金を使ったり、軽量化にコストをかけていますが、価格が勝負のネットトップではプラスティックを多用するためかサイズに比べて重量がかさんでいます。
1kgちょっとと言えば、持ち運べない重さではありませんが、旅行に持ち出すときは、私はできるだけ荷物は軽くしたいと思うので、その辺、価格とスペックは悩ましいものがあります。
ただ、外へ持ち出して何をするか、と言っても仕事をするわけでもなく、ビデオの編集やオーサリングなどをやるわけでもないので、スペックと価格を考えるとネットブックに軍配が上がります。

このサイトについて

このサイトでは、最近国内メーカーからも発売され始めた、ネットブックについての情報を書いていこうと思います。
ネットブック全体の情報から、それぞれのメーカーの個別の製品についてもできるだけ新鮮な情報を掲載するようにしたいと思います。
最初は少し前に発売されたものから掲載していきますが、順次新しい情報を掲載するようにしていきます。

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