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2009年08月

SHARP NetWalker PC-Z1

SHARP Net Walker (ネットウォーカー) モバイルインターネットツール レッド系 PC-Z1-R


これまたネットブックではありませんが、モバイルインターネットツール SHARP NetWalker PC-Z1は、コンピューターを外出時に持ち出して利用する、という目的にはネットブックと併せて検討の対象になりそうです。

OSが、Ubuntu 9.04ということで、Windowsマシンではありませんが、ブラウザがFirefox、メーラーがThunderbird、私は必要ありませんがオフィス系はOpenOfficeと、実用上問題なさそうです。
そもそも、普段からブラウザはFirefoxを使用していますし、どうしてもIEでなければ見ることのできないサイトに関しては、Lunascapeを使っています。

スペックですが

CPUFreescale i.MX515
メインメモリ512MB
ディスプレイサイズ5型ワイド(画面解像度1,024×600ドット)
バッテリ稼働時間約10時間
無線LAN/ワイヤレス機能IEEE 802.11b/g
記憶媒体フラッシュメモリー(4GB)
OSオプション
重量約409g
サイズ161.4W×108.7D×19.7~24.8H
USB 2.0×1・miniUSB 2.0/miniABコネクタ×1
microSDカードスロット

というようなもので、画面解像度は’1,024×600ドットとネットブックと同じになっているのが中々よいと思いますが、5型ワイドとなると私にはちょっと見づらいんじゃないかという気がしないでもありません。
しかし、(バッテリー込みかどうか不明ですが)約409gという重量と約10時間という稼働時間は、外出時持ち出すコンピューターとしては魅力があります。

私は余り必要としないとは思いますが、フリーのメディアプレーヤーTotemが標準でインストールされていて、MPEG-4、H.264、VC-1、MP3、HE-AAC、WMAに対応しているということですから、これも問題ないですね。

メモリーが不足する場合は、microSDを利用するということになるでしょう。
また、閉じてサスペンドした状態からの復帰が約3秒というのも、外出時には、ちょっと調べたいことがある、というような利用シーンも考えられますので、メリットがあると思います。

アマゾン(amazon)にはまだ掲載がありませんが、楽天のショップでは予約という形で掲載しているショップがいくつかあって、価格は横並びの44800円です。
価格的にもネットブックと同じレンジだし、ポケットにも入りそうなサイズ、十分選択肢に入りますが、やはり気になるのは5型ワイドの液晶サイズ……

ネットブックのスペックを超えたネットブックの顛末

Computerworld.jpの8月12日付の記事は結構面白かったですね。
この「マイクロソフトに“お仕置き”された5つのネットブック」という記事では、最近時々見かけるようになった、ハイスペックなネットブックについてかかれた記事です。
ただし、最後に断り書きがあるようにアメリカでのネタで、日本でも同じかどうかは分かりません。

このブログの最初にも書きましたが、Inteが定めたネットブック規格とマイクロソフトが格安でWindows XP Home Editionを提供する条件をもう1度整理すると、

CPUAtom N270(デュアルコアCPUのAtom 330はデスクトップ用のため規格外)
液晶サイズ10.2インチ以下
光学ドライブ (CD/DVD) 非搭載
最大メモリー容量2GB(出荷時)
Microsoftの低価格PC(ULCPC・Ultra-Low-Cost PC)用廉価版Windows XP Home Editionライセンス
内蔵ストレージ容量HDDが160GBまで
SSDは16GBまでのいずれか

ということのようですが、Windowsの情報に詳しいという、TechARP.comというサイトによれば、最大メモリーは1GB、ディスプレイサイズは12.1インチ、等と変更になっているようですが……
このブログのアクセスログを見ると、「ネットブック 12インチ 2gb」というキーワードが残っていますが、12インチという部分で既に厳密にはネットブックの規格外ということになるはずですが、変更されているならセーフということですね。

このことを前提に、Computerworld.jpを見ていくと面白いです。
取り上げられているマシンと内容は

Inspiron Mini 12(Dell)ディスプレイが12インチ
Wind U115(MSI)8GBのフラッシュ・ドライブと160GBのHDDを搭載
Archos 10 with Ubuntu(Archos)500GBのHDDと2GBのRAMを搭載
Everun Note(Raon)デュアル・コア・プロセッサ搭載
Inspiron mini 9(Dell)2GBのRAMを搭載

日本では馴染みのないマシンもあります。
Inspiron mini 9(Dell)の2GBのRAMはまだかわいいもので、他のマシンは凄いですね。
500GBのハードディスク、デュアル・コア・プロセッサ……
結果として、低価格のOSライセンスの適用がないということになるようです。

詳細は、ネタ元のマイクロソフトに“お仕置き”された5つのネットブック : UMPC/ネットブック - Computerworld.jpとご覧下さい。

ネットブックに比べて低価格で長時間駆動可能かつ高性能な「スマートブック」とは

ネットブックの話題ではありませんが、「外出時に気軽に持ち出せるコンピューター」という意味では、中々興味深い「スマートブック」というコンピューターのデモ映像が公開されたというニュースです。

この「スマートブック」は、今年の後半、第4四半期気には発売が予定されているそうで、「スマートブック」を発売する予定のメーカーとして、

・Acer
・Foxconn Electronics
・Pegatron Technology
・Compal Electronics
・Inventec Appliances

の名前が挙がっているようです。

具体的に「スマートブック」はどんなスペックなのか調べてみると、

CPU:ARMベースのクアルコム製CPU「Snapdragon」
   NVIDIAの「Tegraプロセッサ」
Tegraというプロセッサは私はよく知らないので調べてみると、ARM系CPUコアに超低消費電力のGeForce GPUコア、メモリ・周辺機器コントローラなどをワンチップ化した組み込み向け高性能SoC、ということで、

・小型携帯機器などで130時間のオーディオ再生
・30時間のHDビデオ再生
・1080p HDMI出力

が可能で、ゲームも動作可能な高性能プロセッサらしいのです。
で、OSはGoogle「Android」が搭載されるようで、そうなると、実は「Android搭載のネットブック」発売の噂は、「スマートブック」に化けたのか、という気がしないでもありません。

こちらで「スマートブック」の動画を見ることができます。

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