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2009年12月

これが Google Chrome OS ネットブックの仕様?

なんか、 Google Chrome OS を採用するネットブックの仕様とかいうのが、公開されているようですね。

原文はこちら

このサイトによると、スペックは

・CPU:ARM
・GPU:NVIDIA Tegra
・10.1インチTFT、HD対応、マルチタッチディスプレイ
・64GB SSD
・2GB RAM
・Wi-Fi、3G、Bluetooth、Ethernet、USBポート、Webカメラ、カードリーダー
・サブシディ(キャリア上げ底)300ドル

となっていますが、このスペックでこの価格ならまずまずというところでしょうか。

まあ、もし Google Chrome OS がクラウド・コンピューティングを本格的にサポートしているのなら、SSDはもう少し容量が小さくてもよいのではないか、という意見もあるようですが、現実として完全にクラウド・コンピューティングが実現するのか、という気もするので、ユーザーとしては、最上級モデルとしてラインナップされているといいかな、くらいだと思います。

来年は、段々と Google Chrome OS の全貌が分かってくるでしょうし、Google Chrome OS を搭載したマシンも登場するでしょうから、楽しみな1年となりそうです。

Google Androidで動作するタブレット端末「WebStation」

WebStation

またまたネットブックの話題ではありませんが、台湾のCamangiというメーカーからタブレット形式の端末「WebStation」が今月末に発売されるということです。
CamangiのWebStationはCJKの直販価格が39,800円ということで、Amazonでも販売されるようです。
WebStationの本体色はパールホワイトのようですが、YouTube(ユーチューブ)の動画を見ると、ピンクなんかもあるようで、いずれ追加発売されるのかもしれません。

CPUはMarvellのPXA303(624MHz)
メインメモリ128MB
ディスプレイサイズ7型(画面解像度800×480)
バッテリ稼働時間4~5時間(インターネット/メディア使用時)
ネットワーク機能IEEE 802.11b/g
記憶媒体NANDフラッシュメモリ(256MB)
OSGoogle Android 1.5
重量約390g
サイズW200×D14.5×H200mm
USB・USB mini-B
microSDスロット

CamangiのWebStationは、上記のスペックで、キーボードはソフトキーボードですが、USB接続のキーボードも使えるようです。
まあ、これくらいコンパクトな本体にUSBキーボードを使う意味があるのかという気もしますが……
CamangiのWebStationは、機能的には、

・Webブラウザ
・メール
・音楽再生
・動画再生
・電子書籍リーダー
・デジタルフォトフレーム

のアプリケーションがプリインストールされているようなので、まあ、大型の携帯端末って感じでしょうか。

CamangiのWebStationが実際画面が見やすく、動作もキビキビしていれば、私がネットブックに求める機能の殆どは満たされるという感じだし、いいとは思うのですが、WebStationの価格からすると中々微妙ですね。
これで29,800円なら、ちょっと触手が動くかも、ですが……
バッテリーも、もうちょっと頑張って欲しいような気がします。

しかし、来年の Google Chrome OS といい、これからはこういうマシンが色々出てくるのかもしれません。
そういえば、アップル(Apple)もタブレット型のネットブックの噂がありましたね。

「Google日本語入力」ベータ版が公開

Google(グーグル)が12月3日に、日本語入力ソフト「Google日本語入力」ベータ版を公開しました。
ベータ版ということではありますが、早速インストールしてみました。
Windows 7、Vista、XP、Mac OS X 10.5以上が対応OSだそうです。
インストールは、Google 日本語入力 - ダウンロードから「Google日本語入力 をダウンロード」というボタンをクリックするだけで「Google ツールバー」と全く同じ感覚でインストールできます。

いかにGoogle(グーグル)とはいえ、辞書や変換エンジンはPC側で持っているようです。
まあ、日本語入力のシステムや辞書をWEB上においたら、混雑している時なんかは大変でしょうし、サーバーがダウンでもしてたら使い物になりませんから当然といえば当然でしょう。
ネット上の情報によれば、辞書はほぼ力技でネット上から機械的・自動的に作成したということらしく、実際に変換してみると以下のような結果に。(笑)

新語、専門用語、芸能人の名前なども多数収録されているとのことです。
しばらく使ってみていますが、ベータ版とは思えないくらい使い勝手はいいです。
MicrosoftのIME2003に比べても普段使いには全く支障がありません。
ただひとつ残念なことは、IME2003にある英単語変換機能がない点です。
例えば、IME2003では「まいくろそふと」と入力して変換すると「Microsoft」が候補に入ってるという具合。
これもすべての単語ではありませんが、スペルの分からない英単語でも日本語入力から変換できるのでかなり重宝するので、正式版ではぜひ搭載していただきたい機能です。

ユーザーの入力パターンに合った変換候補が表示される機能(サジェスト機能)や、入力中に次々と候補が表示されます。(予測変換機能)
このあたりも使い慣れてくると入力のスピートが上がることにつながるかもしれません。
ただし、「予測変換機能」が有効なのは、どうも文節単位のようなので、ワタシのようにある程度の長さの文章単位で入力・変換をしている場合にはあまりメリットががないように思います。

面白い機能として、日本語入力中に全角で「hっtp:・・」とタイプしてやれば、入力した段階で自動的に「http://」に変換されますが、これは意外と便利そうです。

いやいや、やはりGoogle(グーグル)は侮れませんななぁ。
この「Google日本語入力」は、当然Google(グーグル)が来年公開するというGoogle Chrome OS(グーグル・クローム・オーエス)の日本語入力システムとして採用されるのでしょう。

もう、IME2003に戻す必然性もないような気がするので、このまま「Google日本語入力」使おうかという気にもなります。

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